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アルバレスVSチャベス ラスベガス開催へ 勝者はゴロフキン戦も

[ 2017年2月8日 16:00 ]

サウル・アルバレス(AP)
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 サウル・アルバレス(26)とフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(30)が拳を交える注目のメキシコ人対決は3日、試合の開催地が発表され、米国のネバダ州ラスベガスにあるT−モバイル・アリーナに決まった。

 両者はメキシコの祝日「シンコ・デ・マヨ」の週末となる5月6日(日本時間7日)に激突。試合は164・5ポンド(約74・6キロ)の契約ウエイトで行われる。アルバレスは昨年の「シンコ・デ・マヨ」でもT−モバイル・アリーナに登場。アミール・カーンを相手に見事なKO勝利を収めている。

 「T−モバイル・アリーナに戻ることができてうれしく思う。ラスベガスでの試合は個人的に好きだ。これまで重要な試合が数多く行われてきた場所だからね。世界中のファンが会場を訪れ、素晴らしいショーを目撃することになるだろう」。

 開催地の決定についてアルバレスはこのようにコメント。チャベスも「ラスベガスは自分のキャリアにおいて、重要な試合を行ってきた場所。ボクシングの聖地とも呼べる」とT−モバイル・アリーナでの試合開催を歓迎している。

 この一戦は今後の中量級戦線に影響を与えそう。ミドル級統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(34=カザフスタン)が所属するK2プロモーションズのトム・ローファー氏はアルバレスとチャベスの勝者がゴロフキンと対戦する可能性があるとメディアに明かした。

 これは米国のボクシングサイト「ボクシング・シーン・ドットコム」が4日に伝えたもの。ゴロフキンは3月18日(日本時間19日)にWBA正規王者ダニエル・ジェイコブス(30=米国)との王座統一戦を予定。これをクリアすると、次戦は2人のメキシコ人のどちらかと顔を合わせることになるかもしれない。

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2017年2月8日のニュース