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10年ぶり再戦 王者・池山、挑戦者に恨まれてる!?「倍返しとか…」

[ 2016年12月12日 14:40 ]

調印式を終え、ファイティングポーズをとるWBOアトム級王者の池山直(右)と挑戦者の宮尾綾香
Photo By スポニチ

 ボクシングの女子ダブル世界戦(13日、東京・後楽園ホール)の前日計量が12日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、4選手ともに一発パスした。

 WBO世界アトム級タイトルマッチ10回戦は5度目の防衛を目指す王者・池山直(47=フュチュール)がリミットより500グラム軽い45・7キロ、挑戦者の宮尾綾香(33=ワタナベ)は300グラムアンダーの45・9キロだった。2人はJBCが公認する以前の2006年4月に対戦して池山が4回TKO勝ち。池山は「(宮尾に)“その時の倍返し”とか恨まれているので、お手柔らかにお願いします」と話して笑わせたが、「宮尾さんが足を使う展開になると思う。距離を取られると向こうのペースになるので、どんなに逃げても距離を潰していけたら」と戦い方をイメージした。

 宮尾は昨年10月にWBC女子世界アトム級王者・小関桃(青木)との王座統一戦に敗れ、WBA世界ライトミニマム級(体重はアトム級と同じ)王座から陥落。再起後、今年9月にワタナベジムへ移籍して今回が移籍初戦となる。「リベンジというより、目の前の池山さんを倒すことに集中して明日に臨みたい。世界王者に返り咲くためにやってきた。必ずベルトをかついでワタナベジムへ帰ります」と意気込んだ。

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2016年12月12日のニュース