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王者・古川 8キロ減量も「楽だった」初防衛へ重圧なし

[ 2016年12月12日 14:45 ]

女子ダブル世界戦の調印式を終え、ファイティングポーズをとる(左から)WBOアトム級挑戦者・宮尾綾香、WBAライトミニマム級王者・古川夢乃歌、WBOアトム級王者・池山直、WBAライトミニマム級挑戦者・岩川美花
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 ボクシングの女子ダブル世界戦(13日、東京・後楽園ホール)の前日計量が12日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、4選手ともに一発パスした。

 WBA女子世界ライトミニマム級タイトルマッチ10回戦は初防衛を目指す王者・古川夢乃歌(22=ワタナベ)はリミットを300グラム下回る45・9キロ、同級2位の挑戦者、東洋太平洋女子ライトフライ級王者の岩川美花(33=高砂)が200グラムアンダーの46・0キロだった。

 古川は「このために買った」というクリスマスカラーの計量着を着用しての計量。トータル8キロの減量だったが「冬だったので(夏の試合だった)前回と比べて楽だった。初防衛戦だけどプレッシャーは全く感じてない。楽しみ」と笑顔を振りまいた。岩川の印象を「結構背が高い。私より5センチぐらい」と話し「ボクシングスタイルは違うけど、かみあったら面白い試合になると思う。かみ合わないとつまらない試合になっちゃうので、自分から仕掛ける」と意欲を口にした。

 世界初挑戦の岩川は「何回か風邪を引いてしまったけど、やっと最後にコンディションができあがった。初挑戦で凄く緊張しているが、この大舞台を楽しみたい」と抱負を語った。相手のことは全く研究しないタイプだそうで、「自分のボクシングを貫き通すだけ。せっかく巡ってきたチャンス。必ずモノにしたい」と話した。

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2016年12月12日のニュース