×

TBS、今年も大みそかに井岡一翔の世界戦中継 6年連続

[ 2016年12月10日 08:00 ]

大みそかにWBA世界フライ級王座統一戦を行う井岡一翔(左)とスタンプ(C)TBS
Photo By 提供写真

 大みそかに4度目の防衛戦に臨むボクシングWBA世界フライ級王者の井岡一翔(27=井岡)の世界戦をTBS系「史上最大の限界バトル KYOKUGEN2016」(土曜後6・00)が完全生中継することが10日、分かった。同局が井岡の大みそか決戦を放送するのは6年連続となる。

 今年7月の世界戦でKO勝利を収め3度目の防衛に成功。大みそかのリングで王座統一戦を行うため照準を合わせてきた。

 その井岡の前に立ちはだかるのは、もう1人の世界王者、WBA世界フライ級暫定王者のスタンプ・キャットニワット(タイ)。プロデビューから15戦全勝という成績を残し、15年に17歳の若さで世界チャンピオンに輝いたタイ史上最年少王者だ。ここまで連勝街道を突き進んできたタイ期待の逸材が井岡に襲いかかる。

 そんな強敵との一戦を前に井岡は「チャンピオンは1人でいい。どっちが強いか勝って証明したい。世界王者の強さを味わせて初黒星をつけてやる」と真の世界王者を証明するために3戦連続となるKO防衛を狙う。

 井岡の試合のほかに元K―1世界王者・魔裟斗と元PRIDE世界王者・五味隆典のメガマッチや、名門ヤンキース田中将大投手とドジャース前田健太投手の同い年対決、FCバルセロナの「SMN」メッシ、スアレス、ネイマールと日本サッカーのスーパースターたちとの夢対決も放送する。

 【井岡コメント】6年連続で大みそかに試合ができることはすごく光栄です。見ている方が盛り上がる試合をしたいと思っているので、衝撃を与えられるようなKO勝利で世界チャンピオンらしい試合をしたい。今回は暫定チャンピオンとの統一戦なので、どっちが強いのか、どっちが真の王者なのか自分が勝って証明したいと思います。年末には多くの世界戦がありますが、自分が一番いい試合をして最高な形で2016年を締めくくりたい。

続きを表示

2016年12月10日のニュース