懐かしのあの人気レスラー　今でも後悔　不慮の死の好敵手を「守れたはずだった」

熱戦を繰り広げたザ・デストロイヤーさん（左）と力道山さん
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　元プロレスラーのザ・デストロイヤーさん（８６）が２日に放送されたＴＢＳ「爆報！ＴＨＥフライデー」（金曜後７・００）の２時間スペシャルに出演。１９６３年に他界した力道山さんを救えたはずだった、と５０年以上昔の行動を悔やんだ。

　現役時代に名勝負を繰り広げ、力道山さん最後の対戦相手も務めたデストロイヤーさん。「私は力道山が刺される直前まで一緒にいたんだ」と過去を語った。

　６３年１２月８日、２人は赤坂の料亭で会い、酒を酌み交わした。力道山さんからナイトクラブで飲もうと誘われたものの、帰国便の時間が迫っていたため、泣く泣く断ったという。

　その約３時間後、力道山さんはナイトクラブで刺され、この刺し傷が元になり一週間後にこの世を去った。デストロイヤーさんは「あの時のことを今でも後悔している。もし飛行機をキャンセルできれば運命は変わっていた。私が一緒にいれば力道山を守れたはずだ」と振り返った。