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村田12・30「世界前哨戦」発表 拓真世界戦中止“穴埋め”

[ 2016年12月2日 05:30 ]

ミドル級ノンタイトル戦 ( 2016年12月30日    有明コロシアム )

田中トレーナー(左)の持つミットにパンチを叩き込む村田
Photo By スポニチ

 ボクシングの12年ロンドン五輪ミドル級金メダリスト・村田諒太(30=帝拳)が、30日に有明コロシアムで元WBC米国同級王者ブルーノ・サンドバル(25=メキシコ)と“世界前哨戦”を行うことが発表された。

 村田が国内で試合を行うのは15年5月1日以来1年8カ月ぶりで、有明での試合は13年8月のプロデビュー戦以来。帝拳ジムの浜田剛史代表は「世界戦の前としては申し分ない相手」と評した。

 30日の有明では井上拓真(大橋)がWBO世界バンタム級王座に挑戦予定だったが、右拳の負傷で中止。7月の米ラスベガスを最後にリングから遠ざかっていた村田が「もしできるのなら」と自ら“穴埋め”を希望し、急きょ試合が組まれた。

 来年に計画する世界挑戦へ「前哨戦と考えてコケる選手は多い」と気持ちを引き締める一方、「久しぶりの日本でデビューの地に戻れるのも縁。いい形で勝って正月を迎えたい」と抱負を述べた。

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2016年12月2日のニュース