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亀田史郎氏がアマ大会、野望語る「全国展開したい」舛添氏に言及も

[ 2016年6月12日 21:58 ]

大会MVPに輝いたアマチュア選手の手を上げる亀田史郎氏(中央右)

 ボクシングの亀田3兄弟を育てた亀田史郎氏は12日、大阪市内で運営するK・WORLD3ジムで、ボクシング愛好家を集めたアマチュア大会「KOカップ」を開催した。現役を引退した元プロボクサーやフィットネスの延長でボクシングを始めた、腕に自信のある20~40代の男性48人が参加。家族や友人らの声援を受けて、出場者は練習の成果をリングで発揮すると、白熱のファイトによってジムは熱気に包まれた。なお、全24試合で最も優れた参加者に黒いベルトが贈られた。

 今回で3回目を迎えたKOカップ。全試合を見守った亀田氏は「ボクシングを引退した人やボクシングを愛する人のために戦いの場をつくってあげたい」と開催の意図を説明した。次回は秋にも屋外にリングを設置して行う計画を立てており、「いずれは全国展開したい」と野望も口にした。

 また、バッシングを浴びた経験を持つ亀田氏は政治資金流用問題で非難を受けている東京都の舛添要一知事について言及。「悪いことは悪い。お金の問題は立場的にも絶対許されることはない。ただ、誰でも叩けばホコリは出るのに、みんなから集中攻撃されている。ここぞとばかりに質問している人も、胸に手を当てて考えてほしい」と心境を思いやった。

 次から次に湧き出る問題に、舛添氏を非難する声は増すばかり。状況が収まる気配も見えない中、亀田氏は「俺も舛添さんの顔は嫌いや。でも、あそこまで必死に言うてるんやから、最後のチャンスをあげてもいいと思う。これを機にフンドシを締め直して頑張ってほしい」と持論を述べた。

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2016年6月12日のニュース