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「キンシャサの奇跡」で対戦、フォアマン氏「自分の一部なくなった」

[ 2016年6月4日 16:43 ]

1974年10月、「キンシャサの奇跡」でジョージ・フォアマンにKO勝ちしたムハマド・アリ氏(右)=AP

 ボクシングの元ヘビー級世界王者のムハマド・アリ氏が3日、呼吸器系の病気で米アリゾナ州フェニックスの病院に死去した。74歳。

 1974年にザイール共和国(現・コンゴ民主共和国)のキンシャサで行われたジョージ・フォアマン氏(米国)との一戦は、「キンシャサの奇跡」としてファンの語り草となっており、アリ氏が番狂わせで圧倒的な強さを誇ったフォアマン氏に8回KO勝ちを収めた。

 フォアマン氏はこの日、ツイッターで「アリ、フレージャー(2011年に67歳で死去)、フォアマン、私たちは一つだった。自分の一部がなくなってしまった」とつぶやき、ともに名勝負を繰り広げた仲間との別れを悲しんだ。

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2016年6月4日のニュース