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天笠が大金星へ肉を切らせて骨を断つ「相打ち狙いで」

[ 2014年12月31日 05:30 ]

一発でパスし、王者ギジェルモ・リゴンドー(前列中)とともにファイティングポーズを決める挑戦者の天笠尚

WBA・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ WBA・WBO統一王者 ギジェルモ・リゴンドー VS WBA10位・WBO6位 天笠尚

(12月31日 ボディメーカーコロシアム)
 リゴンドー、天笠はともにリミットを100グラム下回る55・2キロでパスした。両者の要望に応じ、日本ボクシングコミッションが異なるメーカーのグローブ使用を認めた。

 米国製を選んだリゴンドーは「自分の手にフィットしている。相手が何を選んでも気にならない」と涼しい顔だ。メキシコ製を選んだ天笠は「ナックルパートの部分が薄いし、革が柔らかくて手になじむ」と説明。「当たらないと意味がない。相打ち狙いでいきます」と肉を切らせて骨を断つ作戦で大金星を狙う。

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2014年12月31日のニュース