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アマ6冠中沢 1回KOデビュー!辰吉「最高のデビュー戦」

[ 2013年8月25日 06:00 ]

デビュー戦快勝してポーズを取る中沢奨

スーパーバンタム級6回戦 中沢奨VSデッチャイ・ボビージム(タイ)

(8月24日 ボディメーカーコロシアム)
 “浪速のショー”が鮮烈の80秒TKOデビューだ! アマ6冠の中沢奨(20=大阪帝拳)は24日、大阪・ボディメーカーコロシアム第2でプロ初戦となるスーパーバンタム級6回戦に出場し、左フックで2度のダウンを奪い、1回1分20秒でタイ選手を下した。

 開始直後から左ジャブを当てると、右から返しの左フックがクリーンヒット。約10秒で最初のダウンを奪った。「あんな簡単に倒れるなんて…」と驚きながらも、攻勢を強めた。今度は左のボディーからフックで大の字に倒し、レフェリーストップだ。プロ転向で特に磨いた守備を見せる機会もなく圧倒。本人は「まだまだです。小さい頃からの夢は世界チャンピオン。辰吉さんみたいになれるよう頑張りたい」と意気込みを新たにした。

 会場に駆けつけた“浪速のジョー”元WBC世界バンタム級王者の辰吉丈一郎は「(終わるのが)早すぎたけど、最高のデビュー戦ちゃうか」と称えた。吉井寛会長は「もともとプロ向きのタイプ。久しぶりの関西のホープだし、記憶に残る選手に育てたい」と鼻息が荒かった。 

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2013年8月25日のニュース