井岡ジム側に元選手らが4億円の賠償請求
ボクシング元2階級世界王者で井岡ボクシングジムの井岡弘樹会長(41)が運営にかかわる島根県江津市の「井岡ボクシングジムin島根・江津」で練習中、意識不明の重体となった元選手の男性(24)と家族が「安全管理を怠った」として井岡会長らジム側に計約4億円の損害賠償を求める訴訟を松江地裁浜田支部に起こしていたことが7日、分かった。
訴状によると、男性は07年8月、タイ人の元世界王者とのスパーリングで急性硬膜下血腫となり入院した。井岡会長は「本当にかわいがっていた選手だが、裁判については係争中なのでコメントできない」と話している。
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