江川卓氏 日本で“危険スイング”が目立つ理由を解説「昔に比べると捕手が投手寄りに」

[ 2026年5月16日 19:29 ]

15日のDeNA戦の7回、巨人・浦田のバットがスッポ抜け、危険スイングの警告を受けた(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 元巨人江川卓氏(70)が、自身のYouTube「江川卓のたかされ」を更新。罰則化された危険スイングがNPBで目立つ理由を解説した。

 4月16日のヤクルト-DeNA戦で、打者の手から離れたバットが審判の側頭部を直撃し緊急手術を受ける重大事故が起きてしまった。NPBは打者がバットを途中で投げ出す「危険スイング」に対し、警告や退場処分の対象とすることを決定し、5月12日の1軍戦、2軍戦から適用を始めた。

 今回、不幸な事故につながった危険スイング。江川氏は「とくに日本はフォークボール、チェンジアップみたいなボールがすごく多いので、どうしてもキャッチャーが前に行く。我々の時代のようにフォーシーム、ストレート系が多い時代より前にバウンドするので、昔に比べるとキャッチャーが少しピッチャー寄りに座ってるんだと思います」と説明した。

 捕手が前に出たために球審も自然と前に構えることになる。

 一方、打者は落ちるボールに体が泳がされてバランスを崩すため、スイングしたバットが手を離れてしまう。

 日本の投手の球種と配球傾向が危険スイングを招きやすく、なおかつ事故が起こりやすい状況を生んでいると説明した。

 江川氏は「意識的になくそうという決まりは作っておいた方がいい。(事故が)起きた以上はそういうことをなくしていく方向に持っていくのはいいと思う」と、罰則化に賛成した。

「江川卓」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年5月16日のニュース