【大学野球】京大「異色経歴」投手が初先発 軟式サークル→硬式再挑戦で驚速デビュー、首位関大にも力投

[ 2026年5月16日 20:14 ]

関西学生野球春季リーグ第7節1回戦   京大0―6関大 ( 2026年5月16日    GOSANDO南港野球場 )

<京大・関大>リーグ初先発を果たした京大・南光(撮影・河合 洋介)
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 異色の経歴を持つ京大右腕が、首位・関大との1回戦の先発投手に抜てきされた。

 先発した南光悟(2年)は、今春にリーグ戦初登板を果たしたばかり。今回が登板4試合目で初めて先発登板を与えられた。

 経験の浅さには理由がある。2年生ながら今年3月に入部したばかりなのだ。

 市西宮(兵庫)では先発投手として活躍。しかし、現役合格で進学した京大では「いろいろなことに挑戦してみたい」と考え、軟式野球サークルに所属した。

 昨年1年間はサークル活動で投手を務めていた。そこで変化球を駆使して打者を抑えるうちに「レベルの高い関西学生の打者を抑えたら楽しいだろうな…」との考えが芽生え始める。一度は封印したはずの硬式野球への熱が高まっていった。

 「大学でたくさんのことを経験したいと思ったけど、僕は勉強よりも野球の方が本気になれる。もう一度、本気で野球をやりたいと思いました」

 今年3月に硬式野球部に入部。高校時代に故障経験があったことから、慎重に球数を増やしながら今春リーグ戦でのデビューに向けて準備を進めてきた。

 そして、硬式再挑戦からわずか1カ月。4月4日の関学大戦で初登板を果たした。さらに首位・関大を相手に5回2/3、3失点(自責1)の力投を演じた。

 「高校時代も先発をしていたので、先発をやりたいという思いはあった。先発を任せていただいた以上、期待を裏切らないようにと思っていました」

 白星にはつながらず今春9戦9敗。それでも、秋以降につながる貴重な経験を積んだ。

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