タッカー「やっと1本出たという感じ」執念の決勝打に「ホっとした」ドジャースに4年381億円で今季加入

[ 2026年4月15日 14:15 ]

ナ・リーグ   ドジャース1ー2メッツ ( 2026年4月14日    ロサンゼルス )

ドジャースのカイル・タッカー(ロイター)

 ドジャースのカイル・タッカー外野手(29)が14日(日本時間15日)、本拠でのメッツ戦に「2番・右翼」で先発出場。同点の8回に決勝打を放ち、チームの連勝に貢献した。

 1-1の8回、先頭・ロハスが四球を選ぶと、次打者の代打・エスピナルが送りバントを決めて1死二塁と一打勝ち越しの好機をつくった。メッツ側が大谷を申告敬遠し、タッカーとの勝負を選択。1死一、二塁から相手2番手・レイリーの内寄りカットボールを振り抜くと、打球は三塁手・ビシェットの頭上を越え、左翼線上にポトリ。執念の適時打で貴重な勝ち越し点を奪い、これが決勝打となった。

 試合後、タッカーは「ボールが抜けてくれて、やっと1本出たという感じだった。正直、ほっとしたし、もちろんうれしかった」と笑顔。「ここまで、自分が思っていたほどヒットも出ていなかったし、芯で捉えた打球、いわゆるいい当たりも、期待していたほど多くはなかった。だから、ああいう形でも1本出たのはよかった。四球を選んだりしながら何とかつないで、最後にああいう大きな1本が出て、得点になって、試合にも勝てた。そういう意味で、すごく大きかったと思う」と大事なところで1本が出たことに安堵し、白い歯を見せた。

 タッカーはオフに4年総額2億4000万ドル(約381億6000万円)の大型契約を結んでドジャースに加入。今季は大谷の後を打つ2番という難しい打順を任され、ここまで17試合で打率・242、1本塁打、10打点と本来の力を発揮し切れていないが、フラストレーションは「そこまで強くは感じていない」とし「自分で自分をアウトにしてしまっていると感じる打席はある。本来ならセンター方向に強く打ち返せるような球を、自分で引っ掛けてしまったり、あるいはファウルにしてしまったりしている。そういう意味では、もっといい打席にできたと思うことはある」と悔しい打席もあったと吐露した。

 それでも「それも野球の一部だと思っている」と割り切り「まだシーズンはすごく長いし、残りも5カ月半ある。だから修正する時間は十分にある」と調子は必ず上向くと信じた。

 また、8回途中まで1失点と好投した山本については「あれだけ長いイニングを投げてくれたのは本当に大きかった」と称賛。「たしか最後のイニングか、その一つ前だったと思うけど、走者を出して少しピンチになった場面でもそこを抑え切っていた。ああいう場面をしっかり切り抜けられるのが、彼のすごさだと思う。本当に良い投手だと思う」と賛辞を惜しまず「その後の投手たちも最後までしっかり締めてくれた」と投手陣の力もあり、連勝を飾れたと振り返った。

「ドジャース」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年4月15日のニュース