西武1位入札決定の明大・小島ら ドラフト前日も立大戦に備え通常練習で汗

[ 2025年10月22日 12:47 ]

ともにドラフト1位候補の明大・毛利(左)と小島のバッテリー
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 東京六大学野球で5シーズンぶり、44回目の優勝を決めた明大。府中市にある野球部「島岡寮」には各方面からお祝いの胡蝶蘭が届き、選手たちも優勝の実感を味わっている。

 あす23日はドラフト会議。西武が小島大河捕手(東海大相模)の1位指名を公表するなど注目度は高まっているが、取材対応はなし。週末に10戦全勝をかけた立大戦が控えており午前8時から室内練習場でいつも通りに汗を流した。これまで練習メニューが書かれたボードは「打倒早稲田」だったが「打倒立教」に変更。チーム史上2度目の10戦全勝へ結束力を高めた。

 リーグ戦中「1位ですか?どうなんですか。当日も特に緊張はしないと思いますよ」と小島はリード同様冷静な反応を示していたが“西武1位入札”が決まって「うれしいです」とプロ入りが現実となって笑顔を見せた。チームの副主将として投手陣をリード。チーム防御率が驚異の0点台は「打たれたら俺の責任だから」と投手陣に勇気を与え続けた姿勢が大きい。打撃では不動の4番も務める。67試合に出場し通算打率・345は200打席以上の現役選手ではNo.1。1学年先輩で5球団が競合した宗山塁(楽天)の・344を1厘上回っている。あるスカウトは「打撃は天才ですよ」と絶賛する。広角に打て長打もあり率も残せる。3年夏に学生日本代表として遠征したハーレム・ベースボールウイーク(オランダ)大会でMVPを獲得。初見の外国人投手も打ち崩した対応力はウリの一つだ。

 打が小島なら投手は毛利海大(福岡大大濠)秋は3勝0敗、防御率1・38と安定。今年9勝無敗と成長した姿を見せている。後輩の大室亮満(2年=高松商)が防御率トップにいるが2季連続最優秀防御率のタイトルも視野に入れる。3年まではスタミナ不足を露呈したが、最終学年となって大きく成長。140キロ後半のストレートに変化球も磨きがかかった。12球団OKだが、パ・リーグ好きという情報もある。

 MAX155キロの抑え大川慈英(常総学院)肩の不調で今季未登板ながら素材は一級品の大型右腕・高須大雅(静岡)トミージョン手術から今季1勝を挙げた左腕・久野悠斗(報徳学園)と5人がプロ志望届を提出。16年連続ドラフト指名は確定しているが、何人が指名を受けるか。期待と不安を抱えながら当日を迎えることになる。

 〇…小島の西武1位入札が決まり明大の16年連続ドラフト指名が決まった。以前、田中武宏前監督が「(ドラフト連続指名は)選手にプレッシャーになるし、早く止まって欲しい」と笑いながら話していたが、来年はどうか。気は早いが現3年生を見てみると、すでに通算8本塁打を放ち俊足強肩の榊原七斗外野手(報徳学園)がドラフト上位候補。投手では150キロをマークする松本直(鎌倉学園)三浦心空(こくう=東邦)、小柄だが肩なら即プロでも通用する福原聖矢捕手(東海大菅生)今季から二塁のレギュラーとなった50メートル5秒7の岡田啓吾(前橋育英)高校日本代表の4番を務めた内海優太外野手(広陵)らがいる。来季の活躍が楽しみである。

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