15日先発の阪神・村上頌樹で先手必勝だ 3冠右腕で突破率90% 2年前の再現頼んだ

[ 2025年10月15日 05:15 ]

リラックスした表情で練習に臨む阪神・村上(撮影・北條 貴史)
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 来たる決戦を前に、阪神・村上の表情は自然と引き締まった。きょう15日から始まる、ファイナルS第1戦の先発を担う右腕。14日は甲子園でキャッチボールやショートダッシュなどで最終調整を行い、万全の状態を整えた。

 「相手ピッチャーも東さんなので、(初戦の先発は)両方最多勝を獲ったピッチャー。(CSで)勝って、しっかり自分の方が勝ったって思えるように、投げ合いたいなと思っています」

 レギュラーシーズンでは最多勝、勝率、奪三振と「投手3冠」を獲得。その中で唯一、最多勝タイトルは14勝でDeNA・東と分け合った。その左腕と、CS初戦での投げ合いが実現。短期決戦の初戦を、個人的に雌雄を決する舞台にもする。だから難敵ぞろいの相手打線への警戒を強め「勢いづくとなかなか止められないチームという印象はある。注意するところは注意して、しっかり投げたい」と自らに言い聞かせるように言葉を継いだ。

 2年前の再現だ。日本一に輝いた23年も、ファイナルS初戦の広島戦で6回1失点と好投した村上が、猛虎を白星発進へ導いた。セ・リーグ優勝チームがファイナルS初戦を白星発進したのは過去10チームで、敗退は17年広島のみ。突破率は実に90%を誇る。その重要性を、身をもって知るからこそ「まず頭を取れるようにしっかりやっていきたい。(初戦を取れば)チームにとっても本当に楽になると思いますし、タイになるのか2勝になるのかっていうのは違う」と先手必勝を期す。

 雪辱のマウンドでもある。DeNAと相まみえた昨年のファーストS第2戦では2番手で中継ぎ登板も、1回0/3を3安打3失点と精彩を欠いた。「去年は去年、今年は今年だと思っている」。1年前とは別人の「投手3冠」右腕が、日本一ロードの出発点となるマウンドへ向かう。(山手 あかり)

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