レッズ・フランコナ監督 年俸総額トップのド軍に下克上誓う「試合が始まれば誰も年俸なんて気にしない」

[ 2025年10月1日 10:04 ]

レッズのテリー・フランコナ監督
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 レッズのテリー・フランコナ監督(66)が9月30日(日本時間10月1日)、敵地で行われるドジャースとのワイルドカードシリーズ(WCS)第1戦の試合前会見に出席。ドジャースの印象について語った。

 2勝すれば突破の短期決戦。ドジャースはこの日先発のスネル、山本由伸、大谷翔平と強力先発陣を擁し、グラスノー、シーハンの先発陣を救援起用する層の厚さが武器だ。フランコナ監督は「まずブルペンまで辿り着ければいい。それだけでいい兆しだ。ドジャースの投手陣は層が厚いし、あのレベルの先発をブルペンに回せるチームなんてほとんどない。ただ、私たちはとにかくプレーするだけだ。誰が投げようと、最後に1点でも多く取って勝てれば満足だよ」と意気込みを示した。

 若い選手が多いチームだが、この状況をどう受け止めているかと問われると「私は年寄りだから、その分バランスを取ってるんだ(笑い)。でも彼らは落ち着いている。野球だからね。これが別のことならみんな気が狂いそうになるかもしれないが、野球は野球だ。意味は大きいが、選手たちはどう戦うかを理解している」と笑いを交えながら答えた。

 レッドソックス監督時代は、松坂大輔、岡島秀樹らを擁した2007年を含む2度の世界一を経験。ガーディアンズ監督時代も6度チームはPSに進出するなど、10月の戦いの経験は豊富だ。ガーディアンズ監督時代と現在の違いを問われると「まだわからない」としつつ「このシリーズが終わったら教えるよ。どれも特別だし、それぞれに理由がある。ここにいられて、強い相手に挑めることが幸運だし、そのことにワクワクしている」と話した。

 ドジャースはメジャー30球団トップの年俸総額を誇り、レッズは19位。ドジャースとの年俸格差については「正直、それについては一度も話していない」と説明。「ボストンにいた頃は逆の立場だったしね。お金で失敗をカバーできない以上、ミスを減らすしかない。フロントはよくやってくれた。ラックスやトレビノ、オースティン・ヘイズといった選手を獲得してチームを変えてくれた。制約の中での補強は簡単じゃないが見事だった。試合が始まれば誰も年俸なんて気にしない。そこが最高なんだ」と下克上を誓った。

 健康面を理由に1年の休養を経てレッズの監督に就任。今季はどんなシーズンだったかと問われると「全部が入り混じった感じだ。大変だったが、以前よりは楽しめる状態だった。数年前は健康が保てず、楽しめなくなっていた。そうなると忍耐もなくなるし、いい監督ではいられない。今回は正しい理由でここに来た。人が大事なんだ。クリーブランドの時もそうだった。大変な時を一緒に過ごすと関係は強くなる。だからここに来て正しかったと思える」と振り返った。

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