阪神・森下翔太、決勝弾で通算200打点超え!3年目到達は長嶋、清原らが名を連ねる“レジェンドの域”

[ 2025年9月19日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神7―2広島 ( 2025年9月18日    マツダ )

<広・神>3回、森下は左越えに先制の2ランを放つ(撮影・北條 貴史)
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 阪神・森下翔太外野手(25)が18日、広島との今季最終戦で、3回に左翼席へ先制の決勝22号2ランを放った。今季87打点目で通算201打点となり、入団3年目での200打点到達は球団右打者では史上初の快挙となった。また、シーズン20度目の勝利打点を挙げ、05年今岡誠を超えて球団単独2位に浮上。7―2で連勝を3に伸ばしたチームは63、03年に並ぶ広島戦最多の19勝目を飾った。

 打った瞬間、確信した。フォロースルーのバットを左翼席へ向けたまま、森下が一歩ずつ一塁へと歩き出す。広島の夜空へ舞い上がった白球は、そのままマツダスタジアムの左翼スタンド上段へと消えた。

 「1打席目は三振してしまったので、今回は絶対に打つ、という強い気持ちで打席に入りました」

 キャリア通算200打点まで王手をかけて臨んだ一戦。見せ場は0―0の3回無死二塁で訪れた。相手先発・高のやや甘く入った4球目の145キロを見逃さない。今季22号の決勝2ランで通算201打点。プロ入り3年目での「200」到達は23年佐藤輝以来で、右打者に限れば球団史上初の快挙となった。

 今季の勝利打点は20に達した。05年今岡誠を上回り、2リーグ制以降では85年バースの22に次ぐ球団単独2位に浮上。「打点というのは前に出るランナーがいてこそなんで。そこが積み重なったと思う」。自身の前を打つ近本や中野に対する感謝を忘れなかった。

 87となった打点に加え、今季は安打、本塁打も既にキャリアハイを更新。順風満帆で過ごすシーズンの背景には、成熟度が増した打撃理論がある。オフには毎日1~2時間以上、良いスイングをするための姿勢、筋肉の動かし方、タイミングの取り方などを学んできた。1年目を終えたオフは筋肉の名前、部位も分からず苦戦したが、今は昔。3年目にして「人に説明できるほど」に理論が定着した。森下に打撃について相談したことがあるという中川は「翔太さんは分かりやすく教えてくれるし、引き出しも多い」と造詣が深いことを証言。3年目での200打点到達もひとえに勉学の日々の成果だが、さらなる高みを目指す。

 「年々、相手も対策してくる。それを上回るにはまだまだ知識を増やして、理解していかないといけない」

 広島戦は今季、シーズン最多タイ19勝でフィニッシュした。今回の2連戦は、不動の4番・佐藤輝が不在の中での2連勝。6安打4打点と打ちまくった背番号1は「チームに貢献したというところを見せられたかな」とうなずいた。(松本 航亮)

 ≪3年目200打点、球団では佐藤輝が到達≫

 ○…森下はプロ通算201打点。阪神生え抜き選手で入団3年目に通算200打点到達は、23年の佐藤輝に続く2人目で、右打者では球団史上初。他球団では60年長嶋茂雄(巨)、72年門田博光(南海)、88年清原和博(西)ら強打者が名を連ねており、近年では23年に牧(D)が到達している。

 ≪20勝利打点は85年バースに次ぐ球団2位≫

 ○…森下(神)が3回に決勝の先制2ラン。今季の勝利打点を20とし、2リーグ制以降では1985年バースの22に次ぐ球団2位とした。シーズン勝利打点のセ・リーグ記録は、50年小鶴誠(松竹)の23。

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