ド軍指揮官 ラッシングの途中交代は今後を見据えて「温存することを優先」9回好機に交代選手が空振り三振

[ 2025年9月5日 11:29 ]

ナ・リーグ   ドジャース3―5パイレーツ ( 2025年9月4日    ピッツバーグ )

<パイレーツ・ドジャース>戦況を見つめるドジャース・ロバーツ監督(撮影・小海途 良幹)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)が4日(日本時間5日)、敵地でのパイレーツ戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席は剛腕ポール・スキーンズ投手(23)から四球を選んで10試合連続出塁とした。しかし、第1、3打席はいずれも空振り三振に打ち取られるなど、3打数無安打。チームはナ・リーグ中地区最下位のパイレーツに同一カード3連敗を喫した。ナ・リーグ西地区首位のドジャースは、7ゲーム差をつける同地区3位ジャイアンツと直接対決7試合を残すため、マジック対象がジャイアンツとなって自力優勝の可能性が復活し、ドジャースのマジックが消滅した。

 試合後、取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は剛腕スキーンズを攻めあぐねたことについて「序盤はいい打席が続いて、球数も投げさせられてたと思うが、そこから彼がリズムをつかんだ感じだった。5回で降ろせるチャンスはあったけど、最後の2イニングは効率よく投げて6回までいかれてしまった。ほとんどチャンスもつくれなかった」と脱帽した。

 また、正捕手スミスが右手甲打撲のためこの日先発出場した新人ラッシングを8回の守備からこの日昇格したロートベットに交代させたことにも言及。「5点ビハインドの展開だったし、これから3~4試合連続でマスクをかぶる予定だから、足の負担を軽くしてやりたかった。9回にあれだけ打者が回ってくると分かっていれば残したけど、あの時点ではそうは思えなかった。もし残していたら展開も違ったかもしれないけど。私の考えとしては、これからの数日間に備えて温存することを優先した。結果的にいい打席が続いて息を吹き返したけどね。もちろん9回にダルトンを打席に立たせられなかったのは心苦しかったけど、8回までに3安打しかなくて0-5で負けている状況。そういう判断だった」と説明した。

 勝率5割以下のチームに6戦中5敗と星を取りこぼしていることについては「“うちっぽくない”って言いたいけど、実際はそういう負け方をよくしている。勝率5割に満たないチームにやられている理由は正直分からない。どのチームも対ドジャース戦ではベストを尽くしてくる。もっとも、それは勝ち越しているチームに対しても同じことが言える。今日に関して言えば、リーグ屈指の投手と当たったわけだから仕方ない部分はある。でも、やっぱり勝ち越せていないチームに勝てていないという事実は変わらないし、なぜなのか答えは持っていない」と話した。

 9回はベッツのソロ本塁打、パヘス、ロハスの適時打で3点を返し、なおも2死一、二塁で途中出場の9番ロートベットが空振り三振に倒れ、1番大谷に第5打席は回らなかった。

 レギュラーシーズンは残り22試合。ナ・リーグ西地区首位のチームは、直接対決7試合を残すジャイアンツ以外の15試合に全勝しても93勝69敗。ジャイアンツは残り22試合に全勝すると93勝69敗でドジャースに並ぶ。並んだ場合は直接対決の成績でジャイアンツが上回るため、ジャイアンツに自力優勝の可能性が復活した。

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