【都市対抗】大阪ガス・大宮で4年ぶり初戦突破 省エネ101球で完投一番乗り「結果を出せてよかった」

[ 2025年9月2日 05:00 ]

第96回都市対抗野球 1回戦   大阪ガス4-1信越クラブ ( 2025年9月1日    東京D )

都市対抗野球<大阪ガス・信越硬式野球クラブ>完投勝利を挙げ、雄叫びを上げる大阪ガス・大宮(撮影・五島 佑一郎)
Photo By スポニチ

 1回戦3試合が行われた。大阪ガス(大阪市)はエース右腕の大宮隆寛投手(26)が4安打1失点、7奪三振で今大会の完投一番乗り。わずか101球の省エネ投球で信越クラブ(長野市)を4―1で下し、チームを4年ぶりの初戦突破に導いた。王子(春日井市)は延長10回タイブレークの末、パナソニック(門真市)に逆転サヨナラ勝ち。ヤマハ(浜松市)も2回戦に駒を進めた。

 大宮が最後に選択したのは、磨き上げてきた直球だった。4―1の9回2死走者なし。カウント1―2から投じた外角低めの4球目に、相手4番のバットは空を切った。今大会を通じて初の完投勝利。3年ぶりにたどり着いた東京ドームで、チームに4年ぶりの勝利をもたらした。

 「大役を任せてもらい、結果を出せてよかった。入社してから都市対抗では勝ててなかったのでうれしい」

 前半は140キロ中盤の直球で押し、後半はスライダーとシンカーの割合を増やした。2回に1点を失ったが、3回以降はわずか1安打。「ストライク先行で投げられた」。無四球の制球力も光った。

 入社4年目のサイド右腕。転機は東洋大1年時に訪れた。4年に甲斐野(現西武)、梅津(現中日)が在籍。1学年上には村上(現阪神)がいた。豪華な顔ぶれに「オーバースローでは通用しない」と腕を下げることを決意。大学時代は143キロだった最速を、今では149キロまで引き上げ、23年日本選手権優勝の強豪でエースを任されるまでになった。

 今季は3月に右ふくらはぎ、4月に左脇腹と相次いで肉離れを発症。調整不足で予選に臨んだが、夏場の投げ込みで投球フォームが固まった。峯岡格監督も「自分の投球で試合をつくってくれた」と最敬礼。18年以来7年ぶり2度目の優勝へ、大宮がフル回転する。

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年9月2日のニュース