日本ハム・野村 逆転サヨナラ打 2点追う9回2死満塁で走者一掃二塁打「毎日、こういう活躍をしたい」

[ 2025年8月20日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム6―5オリックス ( 2025年8月19日    エスコンF )

<日・オ>9回、走者一掃のサヨナラ二塁打を放った野村(撮影・高橋 茂夫)
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 一瞬、自分でも結果が分からなかった。日本ハム・野村は、駆け寄るチームメートを見て、逆転サヨナラ勝ちをようやく自覚した。

 「本当に最高ですね。負けられない試合が続くので毎日、こういう活躍をしたい」

 1番水谷から2点を追う9回の攻撃が始まった直後、ベンチで郡司とスコアボードを見た。打順を考えれば、2死満塁で回ってくる確率が高く「“俺らのところ、香ばしいにおいがするな”と話していた。回ってくるものと思っていた」。主砲の嗅覚が利いた。予想通り2死満塁から、相手守護神マチャドのチェンジアップを捉えた。右中間へ、走者一掃で逆転サヨナラの3点二塁打で試合を決めた。

 開幕4番として迎え、5月には左脇腹の肉離れで1カ月の離脱も経験した。7月には打率・174と低迷した。苦しい時期もあったが、同月18日に仙台へ移動する前には2軍施設の千葉・鎌ケ谷の室内練習場で約1時間、一人きりでバットを振り込み「やるしかない。打たないと代えられちゃうので」。ひた向きに取り組んだ成果を発揮し、初回の左前適時打などを含め、22年以来3年ぶりの1試合4安打。8月は打率・372と絶好調だ。

 今季のルーフオープンデーは5戦全勝と神話も守った。力みをなくすために二塁打を狙うように言い続けてきた新庄監督は「僕との約束通り、二塁打で決めた。うれしいですね」と称賛した。首位ソフトバンクに3ゲーム差のまま食らい付き「全試合、目の前の試合を(勝ちにいく)と言っている」と野村。逆転優勝へ、そのバットで引っ張る。(田中 健人)

 ≪チーム7度目≫日本ハムが今季7度目のサヨナラ勝ち。サヨナラ勝ち7度はオリックスの9度に次ぎ、楽天、西武、巨人、ヤクルトの6度を抜いて12球団で2番目に多い。また、野村のサヨナラ打は20年7月2日のソフトバンク戦以来5年ぶり2度目で、エスコンフィールドでは初めて。1試合4安打は22年6月11日中日戦以来4度目。

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