ソフトバンク貯金28 牧原大成&緒方理貢、アグレッシブな師弟コンビでサヨナラ劇勝!!

[ 2025年8月18日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク1―0ロッテ ( 2025年8月17日    みずほペイペイ )

<ソ・ロ>9回 サヨナラ適時打を放った牧原大(中央右)は中村から抱きかかえられる(撮影・成瀬 徹)  
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 ソフトバンクの牧原大成内野手(32)が17日、ロッテ戦で0―0の9回に今季2本目、通算3本目のサヨナラ打を放った。直前に合同で自主トレを行う緒方理貢外野手(26)が三盗を決め、1死一、三塁となった好機で会心の一打。アグレッシブさが武器の師弟コンビが、劇的な勝利をもたらした。チームは貯金を再び今季最多タイ28に戻し、今季のロッテ戦の勝ち越しを決めた。

 一塁を回ったところで高々と拳を突き上げた。今季5度目のサヨナラ勝ち。優勝争いの中で頼もしさが光る牧原大が試合を決めた。

 0―0の9回1死一、三塁の場面。「追い込まれましたけど最近の自分の状態を信じました」。益田が2ストライクからの3球目に投じたスライダーを捉え、打球は一塁線を破る。8月は打率・407、1本塁打、11打点と打撃好調だ。

 「今宮さん、栗原が(実戦に)復帰しましたけど明け渡す気はさらさらないので。そういう気持ちでやっているのが結果に出ていると思います」

 昨季いずれもベストナインに輝いた今宮と栗原が復帰間近。競争はさらに激しさを増すが、スタメンの座を譲るつもりはない。攻守ともに持ち前のアグレッシブなプレーを続けていくつもりだ。

 そんな背番号8が「二塁と三塁では全然違う。進んでくれて気持ちが楽になりました」と感謝したのが「牧原組」として自主トレをともにする緒方だった。9回に代走で出場し、1死一、二塁から“行けたら行け”のサインが出ると、牧原大の打席の初球に会心の三盗を決めてサヨナラのホームを踏んだ。

 緒方は5日に2軍降格を命じられた。昨季の支配下昇格後は初めてで、小久保監督が理由の一つとして口にしたのが「1軍慣れ」だった。1軍戦をテレビで見ると悔しさがこみ上げ、同時に省みた。「育成選手で1軍のキャンプに呼ばれた時はもっとガツガツしていた」

 1軍に再昇格した15日のロッテ戦では気迫のヘッドスライディングを見せるなど2本の内野安打で勝利に貢献した。小久保監督は「本当に勇気のいるスチールだった。この(ロッテ戦の)2勝は彼の活躍が大きかった。牧原(大)と緒方がプロの仕事をしてくれました」と目を細めた。

 連覇に向けて快走中の小久保ホークス。激しいチーム内の競争により強さは成り立っている。自身も育成選手から主力へ成長した牧原大は「控えで終わるのではなくレギュラーをつかみ取ってほしい」と後輩に期待を込めてエールを送った。 (木下 大一)

 ○…牧原大はヒーローインタビューでも球場を沸かせた。緒方が意表を突く三盗を決めた場面を振り返り「初球に狙い球が来たけど走ったので」と後輩をチクリ。すぐさま「初球だけ邪魔されましたけど(三塁まで進んでくれて)感謝したいです」とフォローしていた。キッズインタビューでは「憧れの選手は誰ですか?」という質問に「たくさんいたんですけど、大谷翔平から“憧れるのはやめましょう!”と言われたんで、憧れるのはやめました」と返して爆笑をさらった。

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