ドジャース・大谷 399日ぶり2番で即順応!2戦連発34号も空砲 22日「2番・投手兼DH」で登板

[ 2025年7月22日 01:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース5―6ブルワーズ ( 2025年7月20日    ロサンゼルス )

ブルワーズ戦の3回に34号2ランを放つドジャースの大谷(AP)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)が20日(日本時間21日)のブルワーズ戦で昨年6月16日のロイヤルズ戦以来、399日ぶりに「打順2番」で出場して34号2ランを放った。打撃不振のベッツと打順が入れ替わり、今季8度目の2戦連発。奮戦は実らず後半戦3連敗スタートで、ブ軍には今季6戦全敗に終わった。21日(同22日午前11時10分開始)のツインズ戦は「2番・投手兼DH」で後半戦初登板を予定。連敗脱出へ期待される。

 慣れた“定位置”はやはり居心地がいい。1点を先制した3回、1番・ベッツの中前打の後、2番・大谷はエンゼルス時代の同僚左腕キンタナのシンカーを逆らわずに振り抜いた。打球は左翼後方のドジャース側ブルペンに着弾。2戦連発の34号2ランに本拠地は熱狂の渦に包まれた。

 開幕から調子が上がらず前日まで7月は打率・188、2本塁打、4打点と不振のベッツを救うため、デーブ・ロバーツ監督は「2、3週間前から考えていた」と打線のてこ入れに踏み切った。「調子を落としている中で打順を上げることは信頼の表れ。景色が変われば、考え方にも変化が出てくる。とにかく出塁するという気持ちになるのでは」。ベッツは1番で1071試合目、大谷も2番で310試合目。2人とも打順別最多の位置に戻って即適応した。

 ベッツが出塁し、大谷が還す狙い通りの新打順が機能しながら、勝利にはつながらない。1点差に迫った9回は2死満塁でベッツの鋭い当たりが中飛。ポストシーズンで戦う可能性のある同一リーグのブルワーズに今季6戦全敗となり、ロバーツ監督は「まるで映画の脚本みたいな展開。打順を入れ替えた日にああいう場面で決めることを期待していた」と残念がった。

 大谷は本塁打王争いでもリーグ2位に後退した。ダイヤモンドバックスのスアレスがカージナルス戦で2戦連続2発の量産。スアレスの34号の20分後に大谷が並び、再び10分後に突き放される激しい応酬だ。空砲に終わっても指揮官は「特に左投手相手に引っ張ろうとばかりしていないところがいい。間違いなくいい状態にあるし、チームにとって必要なことを全部やってくれている」と信頼を寄せた。

 後半戦初登板の21日(日本時間22日)のツインズ戦でも打順2番は継続。7連敗からの脱出に貢献した前回12日のジャイアンツ戦と同じ3イニングを予定し、ロバーツ監督は「先発登板日や翌日に1番としてすぐ打席に入る重圧を感じずに済む。間違いなくプラス」と利点を強調した。(柳原 直之)

 ▼ドジャース・ベッツ(今季初の1番で5打数1安打)全てで良くなるしかない。他の選手のことは分からないが、自分に関しては、もっと良くやらないといけない。何とかしないといけない。

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