阪神・石井 完全復活の今季初勝利!もう大丈夫「甲子園で投げられて幸せ」 劇勝を呼んだ9回3人斬り

[ 2025年7月4日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神3―2巨人 ( 2025年7月3日    甲子園 )

<神・巨>9回から登板した石井(撮影・後藤 正志)
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 阪神・石井がお立ち台から、おなじみのフレーズを力強く叫んだ。「明日も勝ちマッスル!」。2―2の9回を3者凡退に仕留め、26試合目の登板にしてつかんだ今季初勝利。頼もしい背番号69が、完全復活だ。

 「1カ月弱、休んでしまって中継ぎにも申し訳ないですけど。また、この甲子園で投げられて幸せです」

 入魂の11球で、相手5、6、7番を3人斬り。直後のサヨナラ勝ちを呼び込んだ。先頭のキャベッジには完璧に捉えられた…かに見えたが、わずかに球威で上回って右飛に仕留めた。右翼方向から左翼方向へ吹く浜風にも助けられ、「甲子園ありがとうって感じでした」と、こうべを垂れた。続く坂本を右飛、岸田を一邪飛に打ち取り、8回まで毎回安打をマークしていた巨人打線の勢いを止めた。その力投が試合の流れを変えたと言えた。

 「正直、自分の中ではそこまで大ごとじゃなくて」。6月6日オリックス戦(甲子園)での頭部打球直撃のことだ。「選手には普段通り接してほしいし、ファンの方にも普段通りに見守ってほしい。心配されるのはなんかやりづらいし、嫌なので(笑い)」。だから2軍調整中のSGL尼崎では練習中に積極的に声を出し、ファンのサインには30分以上も応じた。普段以上に、普段通りの時間を過ごした。「あとは試合でもしっかり元気な姿を見せて、心配ないよというのを見せられたら」――。

 復帰後2試合連続の零封で有言実行した。これで連続無失点を23試合に伸ばし、防御率0・34。「この記録を続けられるように。できることをやっていきます」。普段通り、力強い言葉で前を向いた。(松本 航亮)

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