広島・矢野 うれしい5年目初の球宴選出「持ち味は守備、他の人ではできないプレーをやりたい」

[ 2025年7月2日 05:00 ]

セ・リーグ   広島2-2ヤクルト ( 2025年7月1日    マツダスタジアム )

<広・ヤ(8)>8回、オスナの打球を好捕する矢野(撮影・岸 良祐)
Photo By スポニチ

 広島・矢野雅哉内野手(26)が1日、「マイナビオールスターゲーム2025」のファン投票で、遊撃手部門1位となる46万7903票を集め、初選出された。同日のヤクルト戦では選出御礼のマルチ安打をマーク。遊撃守備でもスーパープレーで存在感を放った。チームは4時間8分、延長12回の激闘の末に引き分け。首位・阪神とのゲーム差は4に広がった。 

 矢野が、本拠地のコイ党の前で、球宴ファン投票初選出に応える奮闘を見せた。延長11回2死一、二塁では木沢の初球、外角シュートを左前打し、満塁機を演出。サヨナラ勝利には結びつかなかったが、土壇場できっちり務めを果たし「最後は(狙いを)決めて入ったので、良い感じで入れた」と話した。

 3回先頭ではフルカウントから吉村の直球を左前打。5回1死では7球粘って四球を選び、全5打席中で3度出塁した。「(5回の四球は)次の打者が投手でもあるので、それ(9番まで回すの)が仕事。今日はできたので、また明日(2日)頑張りたい」。6月21日の楽天戦以来5試合ぶりのマルチ安打で役割を遂行した。

 打撃だけではない。自慢の守備でも魅せた。8回無死、オスナが放った左翼前方への飛球に体勢を崩しながらも快足を飛ばして背面キャッチ。「追っている最中に(左翼)ファビアンと(中堅)大盛さんを見ながら行った。(2人とも)来ていないことを見て、行きました」。抜群の身体能力と視野の広さで美技につなげ、相手に流れを渡さなかった。

 試合前にはうれしい知らせがあった。球宴ファン投票で初選出された。5年目で初となる夢舞台へ、力強く意気込みを示した。

 「出たいなという思いがあったので、選ばれてうれしく思う。持ち味は守備なので、他の人ではできないプレーをやりたい」

 23日の第1戦は故郷・大阪(京セラドーム)での開催。家族や親戚も駆けつける予定で、自然と力も入る。「ああいう舞台で、みなさんが注目する中で、良いプレーをしたいなという思いもあった」と目を輝かせる。プロ1年目の21年には、チームメートで師と仰ぐ菊池がMVPに輝いた第1戦をテレビ観戦。「より、出たいという気持ちが増した」と憧れを強くした。

 今度は自身が多くの人を魅了する番。「(ファン投票1位は)それだけ見てくださっているということなので、もっと活躍できるように頑張りたい」と攻守両面でさらなる活躍を期し、決意を新たにした。 (長谷川 凡記)

続きを表示

「広島」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年7月2日のニュース