マチャドが2000本安打へカウントダウン フリーマンと“最後の3000本安打達成者”となる可能性も

[ 2025年6月11日 13:47 ]

<パドレス×ドジャース>3安打のパドレス・マチャド(AP)
Photo By AP

 パドレスのマニー・マチャド内野手(32)が10日(日本時間11日)のドジャース戦に「3番・三塁」でスタメン出場、3安打を放ち、通算1981安打となった。マチャドには通算3000安打の可能性があるが、MLBで最後の達成者になるかもしれないとスポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」は報じている。

 「クレイジーに聞こえるのは確か。でも、今の野球の流れを見れば、それも納得がいく」と本人。通算2000安打以上を記録している現役選手はドジャースのフレディ・フリーマン(2341安打)、アストロズのホセ・アルトゥーベ、パイレーツのアンドリュー・マカッチェン、ヤンキースのポール・ゴールドシュミットの4人しかいない。マチャドは間もなく5人目となるが、20年前には2000安打達成者は現役で27人いた。

 この減少傾向は、今後さらに加速する可能性がある。コンタクトヒッターは絶滅していないものの、ホームランやアッパースイングがチームの成功や大型契約を左右しており、長打狙いのアプローチが主流だからだ。パドレスのマイク・シルト監督は「今の野球界はアマチュアレベルも含めて安打の価値を過小評価している。引っ張り重視、つまり引っ張って打球を上げるという、三振か四球かホームランかという三択型のスタイルが主流になっている」という。

 そんな中、現役選手の中で、3000安打に近い存在としては、マチャドとフリーマンが挙げられる。マカッチェンやゴールドシュミットは年齢的に届かないと見られており、アルトゥーベも衰えが見え始めているからだ。

 マチャドとフリーマンはフィールド全体を使う打撃が特徴的で、スタイルは驚くほど似ている。2015年以降のスタットキャストデータによると、マチャドの打球方向の割合は「引っ張り37.2%、センター方向37.4%、逆方向25.2%」。これはフリーマンの数字と小数点以下まで同じである。

 マチャドは33歳未満で通算2000安打達成に手が届く位置にいて(誕生日は7月6日)、契約は33年まであと8年ある。今のところ、6度のオールスター選出を誇るマチャドの打撃に衰えは見られない。今季は打率.325とキャリア屈指の数字で、先週は通算350本塁打を達成した。

 マチャドの強みは丈夫な体だ。過去10年間でわずか1度しかIL入りしていない。15年以降、メジャーで最も多くの試合に先発出場している。とはいえ、そのマチャドですら3000本到達は保証されたわけではない。今世紀、32歳までに2000安打を達成した選手は10人いるが、そのうち3000本まで到達できたのはデレク・ジーター、アレックス・ロドリゲス、エイドリアン・ベルトレ、アルバート・プホルス、ミゲル・カブレラの5人だけ。他のロベルト・アロマー、ケン・グリフィー、イバン・ロドリゲス、エドガー・レンテリア、ロビンソン・カノーは到達できなかった。マチャドは果たしてどうなるのだろうか。

「ドジャース」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年6月11日のニュース