ソフトバンク“交流戦男”有原が先陣「チームが乗っていけるように」

[ 2025年6月3日 06:00 ]

投手練習に参加したソフトバンク・有原(撮影・成瀬 徹) 
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 「日本生命セ・パ交流戦」がきょう3日に開幕する。12球団最多8度の優勝を誇るソフトバンク中日と対戦。先発の有原航平投手(32)は2日にみずほペイペイドームで調整し、チームを勝利に導く投球を誓った。交流戦はホークス移籍後に3勝、防御率1・42を誇り、先発した全5試合でチームは勝利している。得意の交流戦で不振から巻き返し、12年ぶりにBクラスでセ球団との戦いを迎えるチームを浮上させる。

 昨季パ最多勝の有原が、今季はここまで2勝5敗、防御率4・35と苦しんでいる。モイネロとともに先発の柱を担う。このまま負けが先行するわけにはいかない。

 「(カードの)頭に投げさせてもらっていて、なかなか勝てていない。本当にそこは凄く感じている。チームが乗っていけるように、投げていきたいと思っています」

 今日から始まる交流戦をきっかけに巻き返していく。対セ・リーグはソフトバンク移籍後2シーズンで3勝無敗、防御率1・42と好結果を残している。しっかりとゲームメークをして、先発した5試合全てでチームを勝利に導いている。日本ハム時代からの通算でも18試合(うち3試合は救援登板)で9勝4敗2セーブ、防御率2・81と好相性だ。

 「(対セ・リーグの印象は)特にはないですけど、普段あまり対戦しない相手。しっかり研究もして勝てればなと思ってます。ゲームをつくってチームが勝てるように。そこだけ意識したいと思います」。この1週間は力強い直球を求めて精度の向上を図ってきた。結果で示す。

 現在、チームは50試合を消化して24勝24敗2分けの勝率5割で4位。主力の故障者が続出したこともあり、13年以来12年ぶりにBクラスで交流戦を迎えた。ここから有原が本来の投球で白星を量産すれば、チームは上昇気流に乗っていく。

 倉野投手コーチも「自分の勝ちというよりは、チームの勝ちを最優先にしている投手だと思う。とにかくチームを勝たせる投球をしてほしい。中心選手なので、有原がビシッといってくれれば、チームも乗ってくると思う。そういうことは求められる選手だと思うし、期待しています」と話した。

 首位・日本ハムとのゲーム差は4・5。これ以上、離されるわけにはいかない。ソフトバンクは12球団最多の8度の交流戦優勝の実績がある。エースの巻き返しとともに、貯金をつくり上位浮上を目指す。 (木下 大一)

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