早大・伊藤樹 現役単独最多の19勝 3連覇に望みつなぐ「僕が勝てるように投げれば、優勝がついてくる」

[ 2025年6月1日 05:00 ]

東京六大学野球   早大11-2慶大 ( 2025年5月31日    神宮 )

東京六大学野球<早大・慶大>早大先発・伊藤樹(撮影・五島 佑一郎)
Photo By スポニチ

 早大が、負ければ明大の優勝が決まる土壇場で踏ん張った。早慶戦の1回戦で早大が11―2で慶大に大勝。今秋ドラフト上位候補の最速152キロ右腕・伊藤樹投手(4年)が先発し、8回7安打2失点でリーグトップタイの今季6勝目を挙げた。1日も早大が勝利すれば、3日の明大―早大の優勝決定戦にもつれ込む。

 雨ニモマケズ、3連覇へ望みをつないだ。開始直後には横殴りの雨に打たれた悪条件。早大のエース・伊藤樹は8回2失点にまとめ、「僕が勝てるように投げれば、おのずと優勝がついてくる」と胸を張った。

 雨風が強く吹き、マウンドがぬかるんでも「バッターに向かって集中して投げていれば何とかなる」と焦らず、最速147キロの直球とスプリットをコーナーに散らした。現役通算最多勝利で並んでいた慶大のエース右腕・外丸との投げ合いを制して通算19勝目。小宮山悟監督が早大時代に挙げた20勝の大台にも王手をかけた。

 ソフトバンク球団統括本部付アドバイザーを務めるOBの和田毅氏(44)の始球式で始まった伝統の早慶戦。「早稲田の先輩として追いかけていくべき姿」と気持ちが高まった。きょう1日に連勝すれば3日に明大との優勝決定戦。伊藤樹は救援で待機する。小宮山監督は「さあ、楽しくなってきた!」と声を張り上げ、会見場を後にした。(柳内 遼平)

【早大OB和田氏 ど真ん中始球式】
 早大OBの和田毅氏がリーグ100周年に花を添える「レジェンド始球式」に登場した=写真。両校の先発投手に配慮してマウンド前から「ど真ん中」へストライク投球。観衆2万人を沸かせた。リーグ歴代最多476奪三振を誇り「たくさんのお客さまの前で投げさせてもらえて本当に感謝しています。ストライクが取れたので100点」と振り返った。

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年6月1日のニュース