【週末MLB】今季最速163キロのレッズ怪物右腕グリーンVS打撃好調の鈴木誠也 対戦成績では鈴木が圧倒

[ 2025年5月23日 12:00 ]

【週末MLB】プライムビデオのSPOTVで配信予定の5/24カブス-レッズ戦と5/25マーリンズ-エンゼルス戦
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 5月24日(土)レッズ-カブス戦(午前7時40分開始・シンシナティ)でカブスは地区優勝を争うレッズのエースと対戦する。先発予定のハンター・グリーン投手は今季8試合に先発し、4勝2敗、防御率2・36。45回2/3を投げ、イニング数を大きく上回る61三振を奪っている。

 最大の武器は平均球速99・2マイル(約159・6キロ)を誇るフォーシーム(直球)だ。今季最速は101・5マイル(約163・3キロ)で、100マイル(約160・9キロ)以上の球を、既に83球も投げている。メジャーで今最も勢いのある投手の一人に挙げられる25歳。前回7日のブレーブス戦は3回で負傷降板し、MRI検査の結果、右股関節痛と診断された。15日間の負傷者リストに入ったが、最短で復帰を果たす。

 「彼を一日たりとも欠きたくない、というのが本音だけどね。それでも大事を取っただけで、彼は大丈夫だ」

 テリー・フランコナ監督は若きエースの状態について、大きな不安はないと見立てていた。2023年には約2カ月の負傷離脱につながった古傷だけに心配されたが、直前のブルペン投球では調整段階ながら95マイル(約152・9キロ)を計測。「楽に投げてこの球速なら十分。股関節も問題ない。全てのチェックポイントをクリアした」とグリーンは万全を強調した。

 今季初対決となるカブス打線が、どう攻略していくか。鍵を握るのは今季打撃好調な鈴木誠也外野手のバットだ。現地20日時点で43打点はナ・リーグ単独トップ。両リーグを見渡してもヤンキースのアーロン・ジャッジと並んでメジャートップに立つ。4年目を迎え、勝負強さに磨きがかかってきた。好調な鈴木の打点量産もあり、同時点でカブスのチーム総得点291は、2位のドジャースに10点差をつけてメジャートップに立つ。

 過去の鈴木VSグリーンは、13打数6安打の打率・462、2本塁打、6打点、2三振と、鈴木が圧倒している。二塁打と三塁打も1本ずつ放っており、OPSは驚異の1・615だ。同地区で今後も対戦が増えていくであろう怪物右腕との今季初顔合わせ。先を見据えても大事なマッチアップとなる。

 5月25日(日)エンゼルス-マーリンズ戦(午前11時07分開始・アナハイム)でエンゼルスの底力が試されそうだ。主砲のマイク・トラウト外野手を今季も負傷で欠き、一時はア・リーグ西地区の最下位に沈んでいた。だが先週末、16~18日の敵地でのドジャース3連戦を3連勝のスイープ。昨季のワールドチャンピオン相手に下馬評を覆す圧勝劇を演じると勢いづき、そこから21日まで今季最長となる6連勝を飾った。

 大谷翔平ともバッテリーを組んだ若き「打てる捕手」のローガン・オハピーが絶好調だ。21日のアスレチックス戦では今季12、13号の1試合2本塁打。同僚のタイラー・ウォードに並び、ア・リーグ3位に浮上した。特に1本目の左越え12号2ランは飛距離470フィート(約143・3メートル)という特大弾。これはトラウトが4月19日に放った484フィート(約147・5メートル)に次ぐ、メジャーで今季2番目の飛距離だという。

 マーリンズの先発はカル・クアントリル投手と発表されている。今季はここまで9試合に先発して3勝4敗、防御率6・37の右腕。父ポールは元メジャーリーガーで、ブルージェイズ、ドジャース、ヤンキースなどで通算841試合に登板した名リリーバーだった。鉄腕と称された父の遺伝子を受け継ぐカナダ出身の30歳に、再建を急ぐエンゼルスの若き打線が挑む。

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