プロ野球“トレード”の裏側…用意する200万円って何?元ソフトバンク球団幹部が解説

[ 2025年5月14日 22:48 ]

<リチャード巨人入団会見>会見に臨むリチャード(撮影・光山 貴大)
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 東大卒の元ロッテ投手で、ソフトバンクの球団幹部を経て現桜美林大教授の小林至氏(57)が自身のYouTube「小林至のマネーボール」を更新。プロ野球のトレードの裏側を解説した。

 12日には巨人・秋広優人内野手(22)、大江竜聖投手(26)とソフトバンク・リチャード内野手(25)の2対1のトレードが成立。話題になったばかりだ。

 ソフトバンク時代に編成部門のトップを経験した小林氏は、トレードは「日常的に他球団と話し合っている」と説明した。

 密室や電話でこっそり行われるイメージだが、それは最終段階。「プロスカウトなど編成担当同士は日常的に“あの選手がウチに来たら活躍するんだけどな”と話し合っている」という。

 場所は2軍の試合が行われる球場で、はじめは雑談から、それが最終的にトレード成立まで発展する。

 「雑談がすべて成立したら年間100件トレード成立する」と笑った。それほど選手の移籍に関して話題になっているようだ。

 シーズン中にトレードされる選手は「レギュラーには定着できないが将来性のある選手」。今回は球団が何度もチャンスを与えたがつかみきれなかった選手で、トレードされることで再びチャンスをもらえることになると解説した。

 トレードが決まるとトレード元の球団は引っ越し費用として200万円を用意することが統一契約書で決められており、4日以内にトレード先の球団の試合に出場できる状態にする義務があるという。

 今回、リチャードは巨人移籍初日の広島戦に出場して1号本塁打も放った。

 小林氏は「世間的にトレードは“放出”というくらいネガティブなイメージではあるが、選手はチャンスがもらえると喜んでいる」と明かした。

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