DeNA・東 開幕から無傷3連勝 通算100試合登板飾った7回1失点100球 チームの連敗5で止めた

[ 2025年4月26日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA2―1広島 ( 2025年4月25日    横浜 )

<D・広>ファンとハイタッチする東(撮影・島崎 忠彦)
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 東しか勝たん!DeNAは25日、広島に2―1で競り勝った。東克樹投手(29)が、7回4安打1失点で開幕から無傷の3連勝。17日に2連敗を止めたのに続き、今季ワーストの5連敗をエースが止めた。昨季も開幕8連勝を果たした左腕が通算100試合目の登板で踏ん張り、8日ぶりの勝利をチームにもたらした。

 味方打線を信じて黙々と腕を振った。これがエースの役目だ。東が7回4安打1失点でまた、連敗を止めた。お立ち台に上がった左腕は「絶対に連敗を止める。強い気持ちを持って投球した。低めに(球を)集めて打ち取ることを心がけました」と白星に飢えていたファンから大歓声を浴びた。

 苦しい序盤だった。2回。4番・末包とのこの日初対戦で、初球のツーシームを左翼席に運ばれた。5日の2回戦でも2ランを浴びた男に喫した先制ソロ。今季最長の5連敗中だっただけに、本拠地の空気も重くなった。だが、気持ちをぶらさずに武器のチェンジアップ、スライダー、直球を駆使してアウトを積み重ねた。

 前日24日の阪神戦では、2―2の7回に森原が森下に決勝の左越え2ランを被弾。自宅のテレビで観戦し「本当に流れがよくない」と気持ちを引き締め、果たすべき役目を誓った。27年ぶりのリーグ優勝を目指すチームは苦しい戦いが続き、黒星が先行。だが、17日の巨人戦では2連敗を止め、この日は5連敗を止めるエースの働きだった。「連敗ストッパー」で開幕から3連勝。三浦監督も「東らしい投球をしてくれた」と目を細めた。

 1月に不倫報道があり猛省。「今年はとにかく結果を出すしかない」と野球に集中することを胸に刻み結果を出し続けている。家族もこの日、本拠地に足を運び、4歳の長女は声をからして声援を送っていた。チームと家族のために戦う左腕の答えは、勝利に導くことだけだ。

 まだ借金5で最下位と、大目標のリーグ制覇にはチームの復調が必要だ。その中で4試合でリーグ3位の防御率0・92、トップの阪神・村上に1差の3勝と一人気を吐いている。「1つ勝てばベイスターズらしく勢いに乗っていける。(スローガンの)横浜奪首を胸に刻みこれからも頑張ります。まだまだこれから」。昨年も開幕8連勝を飾ったエースは、お立ち台でそう叫んだ。(大木 穂高)

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