神奈川大・高山裕次郎がデビュー戦で適時打 母校・健大高崎の後輩たちに「夏の日本一を」とエール

[ 2025年4月5日 17:48 ]

神奈川大学野球1部リーグ 第1週第1日    神奈川大 14―5 桐蔭横浜大 ( 2025年4月5日    関東学院大ギオンパーク )

左前適時打を放つ高山(撮影・柳内 遼平)
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 2季連続の優勝を狙う神奈川大が14―5で桐蔭横浜大に大勝し、開幕戦を飾った。5回に一挙4得点、7回に6得点とビッグイニングでリードを広げた。

 昨春の選抜では健大高崎(群馬)の甲子園初優勝に貢献した高山裕次郎内野手(1年)は「3番・二塁」で出場し、1安打1打点。7回に左前適時打を放ち、リーグ初安打初打点をマークした。一塁上でガッツポーズを掲げ、ネット裏では他の選手の視察に訪れていた父の広島・高山健一スカウトが笑みを浮かべていた。

 「デビュー戦でしたけれど、固さはなかった。(初安打を)打ったのはスライダー。真っすぐを打ちにいきながら変化球を耐えようと考えていて、結果にすることができました。まず1本出ましたので、次の試合も気楽にいこうと思います」

 群馬の名門・健大高崎では主に「3番・二塁」を担い、昨夏にはU18高校日本代表に選出された逸材。リーグ連覇を狙う神奈川大では1年生ながら3番の大役を任され、「リーグ戦に出場できることは当たり前ではない。ベンチ入りできなかった上級生の分まで全力でプレーしなければいけない」と覚悟をにじませる。

 後輩たちの活躍も心の支えだ。母校・健大高崎は昨春の選抜優勝に続き、今春の選抜で4強入りを達成。二塁手の高山、遊撃手の田中陽翔(ヤクルト)、捕手の箱山遥人(トヨタ自動車)ら昨年の野手は3年生中心だったが、今春の選抜では旧チームで公式戦経験の少なかった新3年生が躍動。捕手の小堀弘晴、外野手の栗原朋希、一塁手の秋山潤琉らが最上級生らしくチームをけん引。「自分たちの代で選抜優勝したのでプレッシャーはあったと思うんですけれど、一戦、一戦、勝っていくうちにどんどん成長していく姿が見られ、頼もしく思いました。自分たちのできなかった夏の日本一を目指してほしい」と高山。開幕を前に後輩たちに負けないプレーを誓っていた。

 神奈川大の先輩・庄子雄大内野手(ソフトバンク)が樹立したリーグ記録の116安打超えを大学での目標に設定。「自分の持ち味である広角に打てる打撃で走者を還したい。120安打くらい打ちたい」。千里の道も一歩から。高山が「らしい」打撃で第一歩を踏み出した。(柳内 遼平)

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