【センバツ】花巻東・佐々木監督 戦略的に金属と木製バットを使い分ける理由説明「長打期待できる子は木」

[ 2025年3月23日 15:23 ]

第97回選抜高校野球大会第6日 2回戦   花巻東6―3二松学舎大付 ( 2025年3月23日    甲子園 )

<二松学舎大付・花巻東> 2回、花巻東・古城は中前打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 巨人・古城茂幸内野守備走塁コーチを父に持つ花巻東(岩手)の古城大翔(2年)が「4番・一塁」で先発出場。3回に左翼へ先制犠飛を打ち上げるなど、二松学舎大付(東京)に競り勝った。花巻東は7年ぶりの8強入りを決め、8強一番乗りとなった。

 古城は右上腕二頭筋の肉離れにより初戦を欠場。この試合で先発復帰すると2回の第1打席では中前打を放った。3回1死二、三塁の第2打席では先発右腕・河内の高めに浮いた直球を豪快なスイングで打ち上げると、犠飛としては十分な当たりで三塁走者を迎え入れた。さらに2死二塁から5番・赤間が左前へ適時打を放ち、スコアボードに2点を刻んだ。

 5回には2死一、二塁から6番高橋が中前適時打。つづく森下の遊撃へのゴロを二松学舎大付の遊撃・入山が二塁へ悪送球して適時失策となり、リードを4点に広げた。

 7回には先発右腕・金野が2ランを被弾。さらに2番手左腕・万谷も1失点して1点差に迫られた。

 しかし、打線は直後の8回に9番・佐藤が2死二塁から左前へ適時打。この打球を左翼手が後逸する間に打者走者の佐藤も生還して2点を奪って突き放した。

 この試合で二松学舎大付の永尾が放った本塁打が今大会初の柵越え本塁打だった。低反発バットが導入された昨年の大会はランニング本塁打1本を含む3本と本塁打が激減したが、出場全校が初戦を終えて柵越え本塁打が出なかったのは1974年の第46回大会以来51年ぶり。金属バット導入の翌75年以降では初めてとなった。

 試合後、佐々木洋監督は中軸打者が木製バットを使用し、それ以外の打者は金属バットを使用する理由について言及。「小っちゃい子たちは金属の方がポテンヒットもあると思います。芯に当たった時の感触が落ちてこないのは、木の方があるのではないのかなという印象がある。長打が期待できる子は木でもいいんじゃないかっていうことで勧めています」と説明した。

 この歴代の打線との違いについては「体も大きいですし、歴代の中でもいい選手、打線になってるかなと思います。今まで右バッターが揃っていたことがなくて、ちょっと私も不思議な感じがしています」と話した。

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