広島・新助っ人ファビアン、待望来日1号!朝山コーチの助言が効いた決勝2ラン、オープン戦31打席目で

[ 2025年3月17日 05:45 ]

オープン戦   広島3―0ロッテ ( 2025年3月16日    マツダ )

<広・ロ>3回、ファビアンは先制の2点本塁打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 期待の新助っ人に待望の一発が生まれた。広島のサンドロ・ファビアン外野手(27=レンジャーズ)が16日のロッテ戦(マツダ)で左翼席へ鮮やかな先制2ラン。オープン戦11試合31打席目の来日1号だ。徐々に状態を上げ、開幕まで残り5試合。「いい形でシーズンに入っていきたい」と言葉に力を込めた。

 放物線を描いた大飛球は、本拠地の左翼最前列に吸い込まれた。3回1死。二塁に中前打から二盗を決めた小園を置き、打席に「1番・DH」で先発したファビアン。サモンズが1ストライクから投じた外寄りチェンジアップを鋭く捉えた。

 「感触は良かった。日本の雰囲気、マツダスタジアムの雰囲気は特別。カープファンは選手にエネルギーをくれるので、モチベーションが凄く上がる。めちゃくちゃ良かった」

 オープン戦11試合31打席目に飛び出した待望の来日1号は、チームの勝利に結び付く先制2ラン。変化球を多投する日本流への順応に手間取り、打率1割台の低空飛行が続く新助っ人は破顔一笑だった。赤いファンからも大歓声が上がった。

 伏線はあった。

 朝山打撃コーチから受けた試合前の助言。「“配球や結果のことは考えず、試合では自分のスイングをするように。練習から振っていくように”と言われた」。結果を欲しがって無意識のうちに小さくなっていた打撃。効果はてきめんだった。

 「今までは、それができていなかった。アドバイスをもらい、甘いところへ来たら自分のポイントで当てることしか考えなかった」

 前日15日に、来日中のブラッド・エルドレッド駐米スカウトから送られた「コンディションは問題ないし、スイングの形も問題ないから心配していない。頑張ったら打てるようになるから」というエールも、ファビアンの背中を優しく押した。

 新井監督はニンマリだ。前日の右前打に続く、オープン戦初の2試合連続安打。「良かったね。昨日もヒットが出たし、他の打席の内容も上がってきていたので。まだオープン戦ですから、打席に入って慣れてもらいたいと思う」と語った。

 「自分のスイングはまだちゃんとできていない。10日ぐらいあるので、いい準備をしないといけない。まずは日本の野球に慣れること。いい形でシーズンに入っていきたい」

 開幕まで、オープン戦は残り5試合。複数候補の中から指揮官が見込んだ新助っ人、定評あるミート力発揮はもう間もなく…だ。(江尾 卓也)

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