広島・モンテロ 開幕4番はオレ弾!OP戦2号アーチに新井監督「シーズンでもたくさん見たい」

[ 2025年3月12日 05:00 ]

オープン戦   広島1ー2DeNA ( 2025年3月11日    横浜 )

<D・広>4回、先制ソロを放ち、三好コーチに迎えられる広島・モンテロ(撮影・木村 揚輔)
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 開幕4番はオレだ! 広島のエレフリス・モンテロ内野手(26=ロッキーズ)が11日、DeNA戦(横浜)でオープン戦2号アーチをかけた。4回2死から、初球スライダーを左翼席へ先制弾。5日のDeNA戦以来34イニングぶりの得点を挙げた。悩めるファビアンとは対照的に、助走段階から打率・375と好調な新助っ人に、新井貴浩監督(48)は「シーズンでもたくさん見せてもらいたい」と期待した。

 優れた修正能力を見せつけた。「4番・一塁」で先発した新大砲候補・モンテロが、4回2死から鮮やかな先制アーチ。DeNAの先発・ジャクソンが投じた初球の外角スライダーを振り抜くと、打球は敵地の左翼席へ吸い込まれた。

 「本当は真っすぐを狙ったけど、甘いところに入ってきたので。前の打席で同じ変化球を見られたし、ポイントを前にして捉えることができてよかった。感触もよかった」

 2月24日の中日戦以来で、出場オープン戦5試合14打席ぶりとなる2号先制弾。「前の打席はファウルにしてしまった。捉えないといけないと思った」。初回2死二塁で、3球目の同じ外角スライダーを仕留め切れずファウルにした反省をすぐさま生かした。
 「打席にたくさん立っているし、映像やデータを見て勉強しているから、いい結果が出ていると思う」

 オープン戦は7試合に出場し、16打数6安打、打率・375。対外2試合を含めると20打数8安打、打率・400を誇る。豪快な打撃の裏には、毎試合前に相手の持ち球や球速などを把握し、コーチの助言にも耳を傾ける勤勉さを併せ持つ。

 試合前の一塁ベンチではこの日、練習を終えたファビアンにアドバイスを送るシーンがあった。モンテロと対照的に、オープン戦で打率・100と低迷する同じ新助っ人。言葉だけでなく、身ぶり手ぶりを交えて説明する姿が印象的だった。

 「ボールが自分のポイントに来るまで、もう少し待ってから打った方がいいよ…と伝えた。(バットの)先っぽに当たることが最近は多かったから」

 ともにドミニカ共和国出身で、日本での活躍を誓い合う同じ1998年生まれの2人。同僚をサポートしつつ先制弾も放った新大砲に、新井監督は「自分のルーティンを持った選手。長打を打て、広角にも打てるのが持ち味なのでシーズンでもたくさん見たいね」と目を細めた。

 9日のヤクルト戦から座る4番。「打順は関係ないよ。4番でも6番でも、できることを頑張る」と素っ気ないが、順応ぶりを考えれば、開幕4番の最有力候補なのは間違いない。日本での生活を「凄く楽しい」と満喫する新助っ人、開幕後の爆発に期待が膨らむ。  (江尾 卓也)

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