元鷹・ズレータ氏の抱く夢「またこの球団の一員に…」 春季Cの臨時コーチで熱血指導も

[ 2025年3月12日 05:00 ]

“パナマウンガー!”のポーズを決めるズレータ氏
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 【あの人に逢鷹】ダイエー、ソフトバンクなどでプレーし、日本球界で通算145本塁打を放ったフリオ・ズレータ氏(49)が2月に福岡県筑後市と宮崎市での春季キャンプを訪れ、臨時コーチを務めた。2003年の来日から20年以上経過したが、昔のままのスタイル。本紙のインタビューに応え、リクエストすると満面の笑みで「パナマウンガー!」のポーズを繰り出した。将来の夢は再び、ユニホームを着ることだった。 (聞き手・福浦 健太郎)

 ――ズレータさん、今、何をしていますか?
 「2015年までは室内練習場を持ってアカデミーをやっていましたが、今は売却しました。息子が野球を始めたので、それに集中しています。それ以外は野球関連のことや不動産投資をしています」

 ――ズレータ2世、楽しみですね。素質はありますか?
 「スイッチヒッターで凄く才能に恵まれている。一、三塁を守る内野手です。長打力もあるし、ポテンシャルに恵まれていると思います」

 ――今はどちらに?
「フォートマイヤーズです。レッドソックス、ツインズのキャンプ地ですね」

 ――今回、来日して若い外国人選手を中心に指導をしました。どんな経験を伝えました?
 「野球はメンタルが大事。そこが強くなければ結果を出せない。例えば3安打出ればいいのが野球。7回は失敗している。バッターボックスに行くときから“俺は7回は失敗する”と受け入れる準備をして打席に入ることを伝えました」

 ――振り返ってみて日本での経験は、その後の人生に生きていますか?
 「日本で経験があって人間として、謙虚な部分を教えてもらったことがやっぱ財産かなと思います。アメリカでは間違いなく経験できなかった。いろんな人と触れ合うことで、そういったものを学びました。人としてより謙虚になれたことっていうのは凄い財産かなと思います」

 ――これからの夢みたいなもの、ドリームはありますか? 
 「私の夢は将来、またこの球団の一員になることです。この国に帰ってきて感じるのは、本当にチームメートや周りの友達であるとか、すべての人が温かく接してくれる。野球だけじゃなく、人生で凄く特別な場所です」

 ――日本での友人と言えば、パフォーマンスの「パナマウンガー!」の後に「よかろうもん!」を加えた方がいいとアドバイスをくれた博多華丸さんもいます。今も交流が?
 「僕にパフォーマンスを教えてくれたね。今でも連絡を取り合ってますよ」

 ――日本時代の友人との交流も続いているんですね。
 「別の友達が家族とフロリダのディズニーランドに来て突然、“ズレータ、会おうよ”と言ってくれたこともありました。実際にオーランドで待ち合わせたりとか。日本って野球のことだけじゃなく、人生のいろんな面で、ありがたい経験をさせてもらったと思います」

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