広島・内田 初の開幕1軍へ奮闘「監督に試してみたいと思われる選手に」一流のイズム吸収で3年目の飛躍へ

[ 2025年3月5日 08:00 ]

広島・内田
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 開幕まで1カ月を切り、1軍生き残りを懸けた争いも熾烈(しれつ)を極める。広島の高卒3年目・内田もその競争の中にいる一人だ。新井監督も「成長している」と期待を寄せる若手で、今春実戦は20打数7安打、打率・350、5打点とアピールを続けており、飛躍の予感が漂う。

 「今はとにかく飛ばすことを意識して、飛ばすための体の使い方を意識したりもする。あとは、飛んでいく球の質。スライス、ドライブ回転せず、きれいにバックスピンがかかって伸びていく打球を意識している」。

 昨秋キャンプから引き続き、春季キャンプでも早出練習からひたすらバットを振り込んできた。がむしゃらな姿勢を貫き、練習でも、大きな声を出してハツラツとプレーする。「声を出すことは、メンタル面でも一つのトレーニングだと思っている」と言うように、技術以外で意識していることのようだ。

 オフにはカブス・鈴木誠也との合同自主トレに参加。タイミングを合わせることに課題があった内田は、克服に向け、無駄な動作をなくすことを意識。師匠からの助言に耳を傾け、「今はシンプルにしている。(足の幅を)狭めて、(振りに)いくだけにしている」と新たな打撃フォームに取り組む。

 新フォームに手応えをつかみつつある中、春季キャンプには新井監督からマンツーマンで指導を受ける場面があった。

 「打ちにいくときに(上体が)反り返るのが早かったので、監督に“その場で回転したほうがいい”と言っていただいた」と内田。3日の全体練習でも、指揮官から「スイングの途中にあごが上がってしまうと、バットの軌道が変わってしまうから(コンタクト)確率が低くなる」と“悪癖”を指摘され、修正に取り組んだ。今春の実戦では、三塁の守備で悪送球が目立つなど、守備面の課題も見つかっただけに、練習から一つ一つの課題と向き合う。

 「全体的に守備は課題なので、これからしっかりやっていかないといけない。(今季は)いきなりレギュラーは厳しいと思いますが、1軍で監督に試してみたいなと思われる選手になりたい。開幕1軍を目指して、頑張りたい」。

 飛躍のシーズンとするためにも、まだまだ鍛錬は続く。(記者コラム・長谷川 凡記)

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