ドジャース指揮官「完成品にはまだ近づいてすらいない」OP戦初登板の朗希に「持ち球がどういう状態か」

[ 2025年3月5日 08:15 ]

オープン戦前にメディア取材に応じたドジャース・ロバーツ監督(撮影・杉浦 大介通信員)
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 ドジャースは4日(日本時間5日)、レッズとオープン戦を行う。試合前にメディア取材に応じたロバーツ監督は、オープン戦初登板となる佐々木朗希投手(23)の活躍を期待した。

 この日のレッズ戦は大谷翔平が「1番・DH」で、山本由伸が先発マウンドに向かう。山本の降板後、佐々木が登板する予定で“侍トリオ”が揃い踏みする注目の一戦となっている。

 指揮官はメジャー移籍後、実戦初登板となる佐々木について「(今日の登板は)ロウキにとってエキサイティングなステップだ」とした。

 続けて「ヨシノブが4回を投げ、ロウキは5回を綺麗な状態(開始から)で投げる。大リーグのゲームで脚光を浴び、初めてメジャーの打者と対戦するのが楽しみだ。彼は間違いなく興奮しているだろうし、その持ち球がどういう状態かを見てみたい」とどんな投球をするのか心待ちにした。

 そして注目点について「目標は3イニングを投げ切ることだ。それが第一だ」ときっぱり。「持ち球はまず大丈夫だろう。彼はおそらく少し緊張しているだろうから、速球の制球が狂うこともあるかもしれない。(ただ)球速やそれらのものは大丈夫なはずで、それに1回の登板を過大評価しようとすべきではないとは思う」とこの日の登板で“合否”を判断しないとも語った。

 現状に関しても「(速球の)球速はまさに私たちが望んでいるくらい、彼が望んでいるくらいは出ていると思う。スプリットの感覚もいい」とともに問題ないだろうと言及。その上で「あとは左右それぞれの打者に対し、どの変化球を使うのが一番いいかを見極めようとしている。制球は良く、これからも良くなると思う。ご存知のとおり、彼は毎日すべてを吸収していて、それは私たちにとっても本当に刺激的なことだ」と対打者への投球がどうなるかとし、日々成長し続けていると目を細めた。

 だからこそ「完成品にはまだ近づいてすらいない。それはむしろ彼の将来性を物語っているのだと思う」と称賛。「それでも彼には優秀なメジャーリーグの先発投手になるだけの最低限の能力があり、その才能は明らかだ」と手放しで褒めた。

 佐々木のレギュラーシーズンについて、2月12日のバッテリー組キャンプ初日に指揮官が「調整次第だが開幕シリーズ2試合目が妥当だと思う」と東京ドームでのカブスとの開幕シリーズ第2戦(19日)の先発“内定”を示唆していた。

 ただ、3月に入ってロバーツ監督が「まだ結論は出していない。いくつか選択肢があるし、いろいろなことが起こりうる」と“確定”はしていないとし「非常に才能があるが、まだ“完成品”ではない。もっと強度を上げる必要がある」と球数や投球回数に加えて、投球内容の充実を条件に挙げた。

 日本でのメジャーデビューに暗雲が垂れ込めているだけに佐々木にとってはオープン戦初登板マウンドが試金石となりそうだ。

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