ロッテ・西川史礁 ひと振りで魅了 1軍対外試合12球団新人1号の先制弾 WBC韓国代表の直球捉えた

[ 2025年3月1日 05:30 ]

練習試合   ロッテ3―1韓国・ロッテ ( 2025年2月28日    都城 )

韓国ロッテ戦の初回、ロッテ・西川が先頭打者ホームランを放つ(撮影・篠原岳夫)
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 いきなりフルスイングで度肝を抜いた。ロッテのドラフト1位・西川史礁外野手(21=青学大)が28日、韓国・ロッテとの練習試合に「1番・右翼」で先発出場し、初回に左中間席に“プロ1号”となる先頭打者アーチ。今春の1軍の対外試合で、12球団の新人1号にもなった。これで対外試合は8試合で打率・360、1本塁打、4打点。目標とする開幕スタメンに向け、また一歩近づいた。

 都城の空に衝撃音が響く。打球は失速することなく左中間フェンスを余裕で越えていった。相手ベンチからは感嘆の声も漏れる。拍手を浴びながらダイヤモンドを回った西川は「自分の打撃で流れを持ってくるように意識した。高めの直球を負けることなく振り抜けた」と胸を張った。

 対外試合で初めて1番で起用された。チームに勢いを与えるのが、リードオフマンの役目。初回、打席で集中力を研ぎ澄ました。相手は23年WBC韓国代表の右腕・朴世雄(パク・セウン)。2ボールから投じた高めの直球を逃さなかった。甘い球をファーストスイングで仕留め「確実性というのは、これから上の舞台でやる上で大切になってくる。1球をしっかり仕留められたことは、今後の自信につながるかなと思います」と手応えを語った。

 主に3番で起用されてきた即戦力ルーキーが不慣れな打順でも結果を残し、“プロ1号”を先頭弾で飾った。右翼守備も今春の実戦で初めてだったが、5回には右中間寄りの打球を最短距離で追って好捕。直前に右越えソロを被弾したドラフト3位・一條(東洋大)を勇気づけた。攻守で躍動したが、5回1死三塁では遊ゴロに倒れて打点を挙げられず。即戦力としての期待も大きいだけに、吉井監督は「あそこで外野フライ(犠飛)を打てないところはプロ野球選手としては、やっぱり課題」と指摘した。

 これで今春の対外試合は8試合で打率・360、1本塁打、4打点。無安打に終わった次の試合では必ず安打を放つなど、同じ右の強打者だった落合博満、井口資仁もつけた背番号6を背負う若武者は、修正能力も光る。

 目標の開幕スタメンへ向けてアピールを続ける21歳は「(宮崎で)あと2試合あるので、自分のやるべきことを全うして、また結果につながれば」と見据える。慢心することなく、次戦へと向かう。(大内 辰祐)

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