東芝・斉藤大輝 名門・横浜高で培われた「野球脳」をチームに還元 「今年は東芝で優勝したい」

[ 2025年2月27日 11:19 ]

東芝・斉藤大輝
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 高校時代に磨かれた「野球脳」を惜しみなくチームに還元していく。入社3年目を迎えた東芝・斉藤大輝内野手(23)には卓越したバットコンロールに加え、負けず劣らずのセールスポイントがある。

 「横浜高校で培ったことがすごく大きい。“野球脳”を選手にもどんどん浸透させて、チーム全体を底上げさせたい」

 脈々と受け継がれてきた伝統に、もう一度、スポットライトを当てる。平馬淳前監督、大河原正人監督、松本幸一郎コーチはいずれも斉藤と同じ横浜(神奈川)のOB。斉藤いわく「投内連携でも100回に1回のプレーを練習したり、野球で分からないことはない」と思える高度な練習内容で、濃密な3年間を過ごした。局面ごとの状況判断や対応力など、紙一重の部分で勝敗を分けるのが社会人野球。だからこそ、大河原監督とのシーズンオフの面談でも改めて「斉藤を中心にどんどん浸透させてくれ」と伝えられた。

 野球を知り尽くすからこそ、技術も細部までこだわりを見せる。転機は昨年10月のJABA伊勢・松阪大会。斉藤は自身に二つの変化をもたらした。一つはバットの素材の変更。従来はメープル製を使用してきたが、より材質が硬いハードメープル製を用いるようになった。

 「打球速度が上がりました。その分、ヒットも増えるので」

 もう一つは、長年親しんできたバットの握り方。従来は両手とも手の平だったが、左手は指の付け根、右手は指へとそれぞれ変えた。「チームとして都市対抗に出られなかった分、日本選手権は優勝したい思いが強かった」。勝利に貢献したい一心で変化恐れず、短期間でマスターしてみせた。

 日本選手権では3試合で11打数4安打3打点の打率・363。2回戦・ヤマハ戦では決勝の右越え2点打を放つなど4番として8強進出に貢献した。斉藤は言う。

 「まだまだ試行錯誤して、選手としてもっと上に行きたい。三菱重工Eastさんで優勝させていただき、心の底から東芝で優勝したいという気持ちになった。今年は東芝で優勝したい」

 名門の称号をこの手で取り戻すべく、日々、ベストを尽くしている。 

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