ドジャース・由伸 OP戦2度目の登板は3回5失点も揺るがず 「いろいろ試せた」4Kは収穫

[ 2024年3月8日 01:30 ]

オープン戦   ドジャース12―9ホワイトソックス ( 2024年3月6日    グレンデール )

<ホワイトソックス・ドジャース>初回、デヨングの打球を足に受ける山本(撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 ドジャース・山本の自信が揺らぐことはなかった。オープン戦2度目の登板は3四球と乱れ、球数は3回で58球に達して6安打5失点。無失点の2月28日の初登板とは対照的だったが「感覚的にめちゃくちゃ悪いわけではない」と強調した。

 初回は先頭に初球を右前に運ばれた後、2四球で走者をためて犠飛と内野安打2本で3点を失った。セットポジションでの投球に安定感を欠き「タイミングが合わないことが多かった」と修正が間に合わなかった。

 オープン戦では結果は度外視し、丁寧に課題をクリアすることに集中している。「いろいろ試せたし、いいところも感じられた」と2回以降はスプリットを決め球に4奪三振。次回以降は再び中6日となる13日(日本時間14日)のマリナーズ戦を経て、21日の開幕2戦目・パドレス戦に向かうことが有力だ。大谷と初めて同時出場し「今日も打線が凄かった。自分はもっといいピッチングができるように集中していきたい」。打線の迫力を肌で感じながらも、自らの調整に専念していく。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年3月8日のニュース