オリックス・由伸 無敵示した3年連続「投手4冠」 日本Sでは新記録14奪三振

[ 2023年12月13日 05:20 ]

3年連続で「投手4冠」を達成した山本

 オリックスの山本が“現役日本最強”を示し続けた。3月の第5回WBCでは侍ジャパンの一員として優勝に貢献。9月9日のロッテ戦では1940、41年の亀田忠(黒鷲)以来82年ぶり3人目となる2年連続のノーヒットノーラン。パ・リーグ3連覇の原動力となり、3年連続で投手の主要4タイトルを獲得した。阪神との日本シリーズ第6戦では14奪三振のシリーズ新で完投勝利を収め、現時点で日本最後となるであろう登板を締めた。

 体重移動を意識してすり足のような投球フォームにした効果が数字に表れている。与四球率は1・54まで改善。1イニングあたりの投球数は先発再転向した19年以来となる14球台に減った一方、奪三振率は4年連続で9以上をキープしてパ1位だ。走者得点圏での被打率・147も自己ベスト。ピンチを抑え続けた結果、防御率は56年稲尾和久(西鉄)の1・06に次ぐパ歴代2位の1・21で終えた。被本塁打は2本しかなく、両リーグの規定以上では、前記稲尾と12年ウルフ(日)に並んで3人目の最少記録だ。

 日本で敵なしとなった右腕がメジャーでどんな進化を披露するのか。そして、山本の移籍をデメリットと捉えず、誰が先発として台頭するか期待したい。 (記録担当・石丸 泰士)

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