【ドラフト会議】157キロ右腕・愛知工大の中村優斗 ヤクルトが単独1位指名! 中学まで公務員志望

[ 2023年10月24日 17:06 ]

愛知工大・中村優斗
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 「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が24日、都内のホテルで行われ、愛知工大の中村優斗投手(4年)はヤクルトが単独で1位指名した。

 中村は最速157キロを誇る右腕。今年3月に開催された日本代表の欧州代表との強化試合に選出されていた。

 中学生までの夢は公務員。公務員試験の合格率が100%近いと聞き、野球では無名の諫早農(長崎)に進んだ。高校時代は県内でも知名度が高くなく、コロナ下で甲子園大会が中止された3年夏の長崎県の独自大会は初戦敗退。91年にロッテで首位打者を獲得した愛知工大・平井光親監督から「プロを目指そう」と才能を見いだされ、夢はプロ野球選手に変わった。

 球速は高3時の145キロから伸び続けて、昨年12月の大学日本代表候補合宿では157キロで自己最速を更新。現地視察した井端監督がほれ込み、トップチームへの抜てきにつながった。

 3月7日に行われた第2戦で関大・金丸の後に2番手として3回に登板。自己最速157キロをマークするなど安定した内容で3者凡退に抑え、堂々の侍デビュー。この試合は、中日・松山、楽天・渡辺翔、西武・隅田、ロッテ・種市と計6投手の継投で2000年以降の国際試合では初の完全試合を達成した。

 5月にリーグ戦を視察した井端監督は「いいボールを投げていた。ストレートの(球速の)平均アベレージが高いのが魅力。それに頼らず変化球でもカウントが取れるのは素晴らしいと思う。いい素材であるのは間違いない」と評した。

 ◇中村 優斗(なかむら・ゆうと)2003年(平15)2月8日生まれ、長崎県諫早市出身の21歳。1メートル76、82キロ。右投げ左打ち。

 ☆球歴 小学2年に長田ジュニアクラブで野球を始めて投手。長田中では軟式野球部に所属。諫早農では1年秋から背番号1でベンチ入り。愛知工大では3年春秋と2季連続でリーグ最多奪三振を獲得。

 ☆持ち球 勝負球のスライダーに加えて、フォーク、カットボール、チェンジアップ。

 ☆憧れの選手 ドジャース・山本由伸。「身長も(1センチ差で)同じぐらいなのに、プロで圧倒している。自分もメジャーで活躍できる投手になりたい」

 ☆筋力 大学から本格的にウエートトレを導入して球速が上昇。ベンチプレスの重量は高3時の60キロから現在105キロまでアップ。

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