中日・岡林が決勝三塁打「チームメートに感謝」

セ・リーグ   中日9―8ヤクルト （ 2023年9月21日    神宮 ）

＜ヤ・中＞神宮球場での今季最終戦を終えファンにあいさつする立浪監督ら中日ナイン（撮影・沢田　明徳）
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　中日の岡林が一挙6得点の逆転劇を決めた。1点差に迫った6回、なお2死満塁で右翼線を破る走者一掃の決勝三塁打。3打席凡退で迎え、「挽回のチャンスをつくってくれたチームメートに感謝です」と声を弾ませた。

　三塁打は昨季と同じ10本目で、2年連続2桁到達は61年ぶり5人目（6度目）の快挙になった。156安打はリーグトップのDeNA・牧に1差。逆転での最多安打も視界に捉えた。

　○…岡林（中）が6回に決勝の適時三塁打。今季の三塁打は昨季と同じ10本目で、2年連続2桁三塁打は46、47年と53、54年金田正泰（阪神）、50～52年蔭山和夫（南海＝3年連続）、61、62年中利夫（中日）、毒島章一（東映）に次いで61年ぶり5人目（6度目）。

　《大野雄が実戦復帰》D…大野雄が4月の左肘クリーニング手術から170日ぶりに実戦復帰した。ウエスタン・リーグの広島戦に先発して1回21球で無失点。最速145キロでカットボールやツーシームも投げた。「状態は悪くなかった。思っていた通り」。次回は28日の同オリックス戦を予定し、「来年しっかりと投げて順位を一つでも上げられるようにやっていきたい」と来季開幕からの本格復帰を見据えた。