DeNAバウアー「沢村賞を獲りたい!」 サイ・ヤング賞に続いて高らかに宣言 今季9勝目

[ 2023年8月15日 22:05 ]

セ・リーグ   DeNA9―3ヤクルト ( 2023年8月15日    神宮 )

<ヤ・D>ファンに手を振るバウアー(撮影・村上 大輔)
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 DeNAのトレバー・バウアー投手(32=米国)がヤクルト戦(神宮)に先発登板。7回で8安打を打たれながらも3失点にとどめ、リーグ2位タイとなる今季9勝目(3敗)をマークした。

 味方打線が初回から5回まで毎回得点するなど、5本塁打を含む13安打9得点。大量援護を得て来日初登板となった神宮で最後まで危なげない投球だった。

 試合後のヒーローインタビューでは「こんな天候のなかでしたけど、声援を送っていただき、本当にありがとうございます」と降雨による3度の中断があった一戦を最後まで見守ったファンにまずは感謝のメッセージ。

 そして、「守備も凄く助けてくれましたし、打線もつながって、自分としてはなかなかベストではなかったと思うんですけども、野手に助けられて勝てた勝利だったと思います」と続けた。

 5回先頭の内山が放った痛烈な当たりは三塁手・宮崎の超ファインプレーで三直に。マウンドのバウアーが両手で大きくバンザイして大喜びする場面もあった。

 自分の投球を振り返ってベストではないとしたが「それでもしっかり勝負をしていこう、と。打者を歩かせないように、と。そういうことを考えてやっていきました」というバウアー。

 最後に、雨の敵地に駆け付けてくれたファンへ「本当に雨が強いなかでしたけど、最後までこうして残っていただき、声援を送っていただき、本当にありがとうございます。皆さんのことが大好きです」と「アイラブユー」を口にして再び熱いメッセージを送っていた。

 また、その後の報道陣との囲み取材では「沢村賞を獲りたい!」と高らかに宣言。サイ・ヤング賞に続く沢村賞獲得となるか、注目される。

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