ソフトバンク6番手の6年目・田浦が797日ぶりプロ2勝目　今季は防御率0・51と奮闘のリリーフ左腕

交流戦   ソフトバンク6―4阪神 （ 2023年6月17日    甲子園 ）

＜神・ソ＞8回、マウンドに上がった田浦（撮影・岸　良祐）　
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　6番手で登板したソフトバンクの左腕・田浦が、2年ぶりの白星となるプロ2勝目を手にした。

　3―4と1点ビハインドの8回2死一、二塁でマウンドへ。打席に代打・木浪を迎え、5球目の暴投で二、三塁に走者を進めてしまいピンチが拡大。しかし「自分の球を投げよう」と切り替え、最後はスライダーで二ゴロに抑えた。

　直後に味方が逆転。白星はプロ初勝利を挙げた21年4月11日の楽天戦以来、797日ぶりで「野手に感謝したい」と笑顔で喜んだ。

　18年ドラフト5位で入団して6年目。今季は自己最多の22試合に登板して失点は1、防御率0・51と奮闘を続ける左腕は「自信はある程度ついてきた」と手応えをにじませた。