中日5連勝!チェン10勝目で巨人と1・5差!!

[ 2010年8月17日 18:24 ]

巨人戦に先発した中日・チェン

 プロ野球セ・リーグで3位の中日は17日、ナゴヤドームに2位・巨人を迎えて3連戦を開始。2チームのゲーム差は2・5、巨人と首位の阪神とのゲーム差は0・0。巨人はこの後阪神、中日は4位・ヤクルトとの試合を控えているだけに、どっちも落とせない状況だ。

 巨人の先発投手はグライシンガー、中日は2ケタ勝利を狙うチェン、また、不調と右ひざの違和感で2軍調整をしていたブランコが先発復帰している。

 先手を奪ったのは中日だ。4回、和田、森野の連続安打で無死一、二塁からブランコが左翼席へ豪快な先制3ラン。3-0と試合の主導権を握り、ブランコは「神様のおかげ」と喜んだ。

 巨人も5回、先頭のエドガーが左越えへ10号ソロ本塁打を放ち1点を返した。だが中日はその裏、和田が左翼へ29号を放ち再び3点差とした。6回にも、代わった野間口から先頭のブランコが中前打、続く代打・大島のバントを野間口が悪送球し、ブランコが一気にホームに還り5点目を物にした。続く堂上直はきっちり犠打を決め1死三塁とし、谷繁が左翼フェンス直撃の適時打を放ち、中日6点目。1イニング3犠打がプロ野球タイ。

 チェンは8回3安打1失点で、自身初の2けた勝利となる10勝目。「左打者の内角に思い切り投げられた。特に直球が良かった」と、苦手な左対策が実った10勝目(9敗)に胸を張った。

 ここ2試合は自身初の2けた勝利を前に足踏みしていた。チームにとっても大きな1勝を手にした左腕は「これから1勝ずつ積み重ねることが大事。来週の巨人戦でも投げると思うので、きょうの気持ちと自信を持っていきたい」と次の登板に目を向けた。

 巨人は投打ともいいところなく2連敗。

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2010年8月17日のニュース