ドラ1中沢 OP戦初先発で開幕ローテ前進

[ 2010年3月14日 06:00 ]

<楽・ヤ>ヤクルト先発のドラ1新人・中沢は6回を投げ2失点

 【ヤクルト4-2楽天】ヤクルトのドラフト1位・中沢がオープン戦初先発で、7安打を浴びながらも6回2失点。4、6回のピンチは130キロ台のスライダーで併殺に打ち取るなど要所を締めた。

 「最後の方は球速が落ちてきたので、投げる体力をしっかりつけたい」とまずは反省の言葉を口にした左腕だが、初めてバッテリーを組んだ捕手・相川は「逆球がない。コースにしっかり投げられるのが彼の最大の武器」と評価。高田監督は中沢の開幕ローテーション入りについて「川島亮、増渕の状態も上がってきているし、まだ分からない」と明言を避けたが、一歩前進したことは確かだ。

 ≪青木満足“逆方向打撃”で岩隈から一発≫ヤクルトの青木が、初回1死一塁から岩隈の直球を左翼席に運んだ。「自然とバットが出て、ちゃんと振り切ることができた」。両翼91メートルで右翼から左翼へ強風が吹いていたが、キャンプから徹底している逆方向への打撃でオープン戦初本塁打を放ったことに満足感を漂わせた。「いい投手から打てたし、いつ開幕してもいいぐらいに仕上がっている」と自信をにじませた。

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2010年3月14日のニュース