岡田監督、ナインに見送られ…遺体は遺族のもとへ

[ 2010年2月7日 13:05 ]

死亡した小瀬浩之外野手の遺体を見送り、球場へ向かうオリックスナイン

 プロ野球オリックスが沖縄県宮古島市で行っているキャンプ中に宿舎で転落死した小瀬浩之外野手(24)の遺体が7日、県警から遺族に引き渡され、岡田彰布監督や選手らが遺体を見送った。

 岡田監督や首脳陣をはじめ1、2軍の選手全員が練習前に宮古島署を訪れ、遺体を乗せた車の両側に整列。チームメートに別れを告げた。

 警察からの説明を受けた村山良雄球団本部長は「今回の件に関しては事件性がないと報告があった」と語った。自殺とみられるが「事実は分からない。これ以上原因がどうとか、個人の尊厳や残された遺族のことを考えると、球団側から話すことはできない」とし、遺書の有無などについては「一切発表がなかった」と話した。

 葬儀・告別式の日取りは未定だが、球団は8日の練習後に球場でファンも含めてお別れ会を行い、小瀬選手の遺影に献花する予定という。

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2010年2月7日のニュース