高野連　９月末に特待生の実態発表

　日本高野連は１５日、大阪市内で開いた全国９地区の特待生問題私学検討部会で０９年度以降の野球特待生の実態調査について協議。生徒募集段階で特待生制度を実施する全国の学校名を９月末に公表し、入学後、在学中と３段階に分けて調査することで私学側の了承を得た。２２日の全国理事会で正式に決まる。各校の募集要項に記載してある内容をもとに、確定していれば人数も公表する。来年５月末に全国での総人数を発表するが、私学側の要望で、都道府県別や学校別では公表しない。入学して１年が経過した１０年５月末には学業などの動向調査も行う。